「産近甲龍は余裕」という声を良く聞く一方で、「産近甲龍は意外と難しいよ」という意見も耳にしたことがあるかもしれません。
正しい難易度が分かっていないと、勉強の方針を立てるのも難しいですよね。
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、最新の受験のシステムを常にチェック
・現役時代に、同レベルの日東駒専に落ちて浪人をした経験を持つ
・これまでに2,000人以上の受験生を指導
目次
産近甲龍の難易度/レベル
産近甲龍とは「近畿大学」「甲南大学」「京都産業大学」「龍谷大学」の4つの関西の大学から構成されるグループです。
偏差値は50前後で、「平均的な難易度の大学グループ」と認識されています。
産近甲龍の偏差値(大学偏差値bizより) | |
大学名 | 偏差値 |
京都産業大学 | 51 |
近畿大学 | 52 |
甲南大学 | 52 |
龍谷大学 | 49 |
「近畿大学医学部」「龍谷大学文学部」など一部、偏差値が60を超える学部もありますが、平均すると上記のような数値になります。
関東圏では同じくらいの学力のグループで、日東駒専というくくりがあります。
GMARCHや関関同立より1つ下のレベルで、一般的には「平均的なレベルの大学グループ」とされています。
日東駒専と並列ではありますが、偏差値で見ると産近甲龍の方が少し易しいです。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
産近甲龍は意外と難しい
「産近甲龍は滑り止め」というイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし一方で、産近甲龍は意外と難しいということも忘れてはいけません。
産近甲龍の偏差値の平均は50ほどですが、大学受験における偏差値は、高校を卒業して専門学校に進学する人や、就職する人を含まないので、高校受験の時よりも基準が厳しくなります。
大学進学へ向けて勉強に力を入れている方々の中での競争になるわけですから、高校受験の時よりも偏差値が上がりにくくなるということです。
大学受験をする人たちの中で偏差値50~55程度、つまり平均よりも上に位置するというのは、そう簡単なことではありません。
私も現役時代に同じレベルの日東駒専に落ちてしまいましたし、「産近甲龍は余裕だ」と言っていた受験生が、落ちてしまったのを何度も目にしてきました。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
産近甲龍に落ちてしまう最大の理由
産近甲龍の入試問題は、ほとんど基礎~標準レベルの内容で構成されています。
中学生レベルの内容から基礎固めをしっかりとしている受験生は、安定して合格点を取れるようになるでしょう。
一方で「自分は基礎くらいはできている」と過信してしまい、応用的な内容ばかりに手を出してしまい、背伸びをして関関同立やそれ以上の大学の対策をしている受験生は、産近甲龍にも落ちてしまうケースが多いです。
現役時代に日東駒専に落ちてしまった私も、いきなりMARCHの対策をしてしまった結果、MARCHどころかどこの大学にも合格できませんでした。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
産近甲龍は受験生の登竜門
関関同立やそれ以上の大学を目指すにしても、まずは「産近甲龍に合格する」ことを最初の目標において、勉強を進めてください。
基礎を固めて産近甲龍の過去問で合格点を取れるようになり、そこから応用的な内容にステップアップしていけば、成績もスムーズに上がっていきます。
「基礎が受験においてどれほど重要か」ということを身にしみて感じられるので、受験の厳しさをきちんと受け止めて、前に進んでいけるでしょう。
基礎的な土台が固まっていない状態で背伸びをして勉強をしても、ほとんど成績が伸びず、時間のムダになってしまいます。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
そもそも基礎固めとは
たしかに「基礎固めが大切」というのは皆さんも知っていると思いますが、具体的に何を勉強すべきかが分かっていない人が多いです。
具体的におススメの参考書をお伝えするとしたら、下の3冊です。
英単語帳でいえば「システム英単語Basic」、英熟語は「合格英熟語300」、英文法は「アップグレード」あたりが固まれば、産近甲龍であれば十分に対応できます。
いきなりターゲット1900などからスタートしている人も多いですが、基礎単語が抜けている状態で難しい単語をインプットしても、成績は伸びていきません。
英語長文は「センターレベル(大学入学共通テストレベル)」の文章がスラスラ読めるようになるまで、トレーニングを繰り返してください。
ここまでを「基礎固め」と考えて、徹底的に固めていけば、産近甲龍では余裕をもって合格点を取れるようになります。
もちろん必ずしも上記の参考書・問題集でなければいけないわけではなく、基礎・基本が固められればどれを使っても問題ありません。
英語長文を徹底的に対策しよう
産近甲龍に限らず、大学入試では英語長文の配点がとても高いです。
旧センター試験が廃止され、大学入学共通テストでは全ての大問が英語の文章を読む問題に変更され、産近甲龍でも長文の比率がさらに高くなる可能性があります。
英語長文は1つの文章に対してたくさんの設問が用意されているので、長文が読めないと大きな失点になってしまい、合格がかなり難しくなります。
ですからまずは基礎的な英語長文を読めるようにして、産近甲龍で安定して合格点を取れるようにしていきましょう。
産近甲龍レベルの英語長文をきちんと読めるようにしていかないと、さらに難しい関関同立やそれ以上の大学とは全く戦えません。
配点が高い英語長文を攻略すれば、すぐに結果に直結しますし、受験を有利に戦えるようになるでしょう。
>>早稲田大学の合格者が語る!英語長文の最強の攻略法はこちら
産近甲龍の難易度に関する情報まとめ
ポイント
・基礎が固まっていないと、産近甲龍には合格できない
・まずは産近甲龍の過去問で合格点を取れるようにしよう
・英語長文を攻略することで、合格に一気に近づける
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら