同志社大学の法学部の国語で8割を超える勉強法
同志社大学法学部の国語の出題傾向とレベル
試験時間は75分、150点満点です。
第1問は評論を中心とした現代文、第2問は古文となっています。
現代文に関しては、かなりの長さの問題文を読まされる上、最後に40字程度の短文ではあるものの要約の要素を含む記述問題もあるため、やや難しいです。
古文に関しては、単語から文法など基礎的な問題を聞く問題に加え、本文の内容を読み取れているかを確認する記述問題が出題されるため、こちらも難易度は高いです。
他の関関同立に比べ、少し国公立大学の入試に近い問題とも言えるので、国公立の併願者にはやや有利なもんだ構成と言えるでしょう。
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同志社大学法学部の現代文攻略の3つのカギ
1: 頻出テーマとキーワードをおさえる
現代文からは評論文が出題されることがほとんどです。
なので評論に的を絞った方が効率が良いでしょう。
評論のテーマは様々な分野から出題されているものの、事前知識を知っておかなければ解けないという問題は少なく、あくまでも問題文が読解できれば解けるように問題が作成されています。
とはいえ事前に頻出のテーマを知っておけば、長い問題文の読解スピードを上げることができるので、勉強しておくことが重要です。
『読解を深める現代文単語<評論・小説>』や、『現代文キーワード読解』などで背景知識や語彙を吸収していきましょう。
これらの参考書は頻出テーマを網羅しつつ、その中でキーワードを解説しているため、非常に時間の短縮になります。
また、現代文の問題集や過去問を解く際は、この文章が一体何のテーマで書かれているのか、近代批判の文章なのか、芸術論なのか、それをこういった参考書を開きながら理解していきましょう。
さらには文章中に出てきた知らない単語を調べる作業が必要です。
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2: 基本に忠実な読解と、的確な要約力
同志社大学の問題の特徴としては、本文が読解さえできていれば必ず問題が解答できるようにつくられており、ある一定の受験生のレベルを超えると記述問題以外は満点に近い点数を取るようになってきます。
よって、基本に忠実な読解を行い、オーソドックスな問題をミスなく正解できる力を身につける必要があります。
『現代文読解力の開発講座』などで、現代文の読み方をマスターしてください。
この問題集は様々な問題パターンに触れることができる上に、基本に忠実な読み方を身につけることができます。
また、選択肢問題が解けないという受験生は、センター試験の過去問を解いてみましょう。
同志社大学の現代文の選択肢の構成は、センター試験よりも素直でわかりやすいため、少し難易度の高いセンター試験の問題で対策を講じるのも一つの手です。
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3: 記述問題で差がつく
同志社受験生のほとんどが、記述以外を満点近く取るのであれば、差がつくのは記述問題です。
文章全体の要約的内容を問う問題が多く、しかも40字と短い文章内におさめなければなりません。
およそ採点基準は2要素から3要素含まれることが多く、記述の書き方(例えば句読点のつけ方)などを間違えると採点されない可能性があります。
記述問題を解くためには、「要約力」と「記述力」の両方が必要になります。
『現代文読解力の開発講座』は要約力が養成出来る構成になっています。
要約はできるがもっと記述の問題がやりたいのであれば、是非東京大学の過去問をオススメします。
東京大学の過去問は全問記述形式、しかも60字程度で書かせる問題が多いので、短文でまとめて解答を作成する良い練習になるでしょう。
古文の対策に必要なポイント
基本的な文法と古文単語、古文常識をおさえる
同志社大学の古文の問題として特徴的なのが、基本に忠実な問題が多く出題されるということです。
逆を言えばその分平均点が高く、基本が身についていない受験生はすぐに落とされるでしょう。
なので、まずは文法をはじめ、古文単語、古文常識をできる限り多く身につけることが重要です。
文法の問題集としてオススメなのが、河合塾から出版されている『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』です。
この問題集を何度も繰り返して、古文の文法事項に関しては完璧というところまでやり込みましょう。
特に敬語の場面については空で言えるところまで練習を重ねましょう。
古文単語帳としてオススメなのは、桐原書店から出版されている『読んで見て覚える重要古文単語315』です。
見出し語315語に加えて、派生語が203語、また慣用句などを、例文、練習問題、わかりやすい解説と図を通して、イメージと共に覚えることができます。
必要最低限の古文常識も掲載されているため、古文常識まで勉強する時間の無い人にもオススメです。
加えて、古語辞典を使って、問題中に出てきた単語で、単語帳に載っていないものをまとめる作業も重要です。
ベネッセから出版されている『ベネッセ全訳古語辞典 』などを、古文の問題を解く際は常に開くようにしましょう。
古文常識としてオススメなのが学研から出版されている『源氏でわかる古典常識』です。
とっつきにくい古文常識を、マンガですんなりと頭に入れることができます。
他にもPHP研究所から『1日で読める古典シリーズ』など、マンガで古文常識をおさえれば、無理に暗記をせずに頭に入れることができます。
物語文からの出題が多い同志社大学ではこの古文常識を知っているか知らないかで大きく差がつくことがあるでしょう。
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文法と単語に沿った丁寧な解釈と読解
まず、第1問にはほとんどが単語の意味を問う問題が出題されています。
古文単語帳で身につけた知識を前提に、文脈にあった内容を選びましょう。
単語帳に無い場合は古語辞典で類語まで調べておきましょう。
第2問第3問では敬語を使った動作主の判断、文法の識別などが頻出です。
ただし文法の知識がしっかりと身についていれば難しいことはありません。
落とせない問題です。
第4問以降は解釈問題、もしくは説明問題が出題されますが、該当箇所をしっかり文法と単語の知識で訳せば解答はすぐに浮かび上がるはずです。
最後の記述問題に関しては、物語の内容を捉えた上で、指定箇所の文法と単語に忠実に訳せば難なく点数がもらえる内容になっています。
これら総合的な力を身につけるのにおすすめの問題集は、河合塾から出版されている『中堅私大古文演習』もしくは『入試精選問題集-古文』などがよいでしょう。
また、現代文と同じく選択肢の判別、古文単語や動作主の判別などの対策にはセンター試験古文の過去問が非常に良い対策となります。
時間があれば必ずやっておきましょう。
記述対策は基本的に解釈ができれば解答できる問題になっていますが、万全の対策を期すためにも、河合塾から出版されている『得点奪取古文』などで
記述対策を行いましょう。
何度も言いますが、同志社大学法学部の国語で合格を左右するのは間違いなく記述問題なのです。
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