千葉大学の英語のレベル/難易度と対策!英語長文/和訳/英作文の勉強法!二次試験の過去問の傾向


千葉大学英語の傾向と難易度/レベル

 

千葉大学の英語は全学部共通の問題となっていて、制限時間90分。

英語長文と英作文(語句やフレーズの記述問題もあり)の2つがメインになっています。

時間制限はさほど厳しくありませんが、英語長文の文章量が多く、英文を読むことにニガテ意識がある受験生はかなり苦しむでしょう。

問題の大部分が記述式で、英語力と回答力の両方が要求されています。

記述式の回答力はすぐに身に付くものではなく、日ごろからトレーニングを重ねていくことが大切です。

大学入学共通テスト(旧センター試験)を終えてから対策するのではなく、できる限り早くから二次試験を意識して勉強を進めてください。

 

国際教養学部、文学部、法政経学部、教育学部

理学部、工学部、園芸学部、医学部、薬学部、看護学部

たくさんの学部がありますが、問題は共通です。

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千葉大学英語対策:長文の対策法

 

千葉大学の英語長文は、文章量が多いのが最大の特徴。

ただし英文自体はさほど難しいわけではないので、しっかりと勉強していけば十分に合格点が狙えます。

まずは1文1文を、しっかり読めるようにしていくことが大切です。

いきなり難しい長文に取り組んだり、スビードばかりを追い求めたりしていては、いつまで経っても長文は読めるようになりません。

5文型や仮定法など英文法の基本はしっかりと勉強したうえで、構文が詳しい参考書で精読のトレーニングをしましょう。

おすすめは英語長文ハイパートレーニング、英語長文ポラリス、英文解釈の技術シリーズなど。

 

千葉大学の英語では「文章の内容の理解」が問われるので、ただ1文1文を訳すだけでなく、論理的な読解が求められます。

1文1文のつながりを意識して、冒頭から続いている文章のストーリーを追っていきましょう。

その中でパラグラフごとに簡単な要約をメモしておくと、文章の内容を整理しながら読みやすくなります。

筆者の主張や文章のポイントとなる部分には、チェックを付けながら読んでいくと良いですね。

 

時間制限はあまり厳しくないので、精読力を鍛えて、英文を正確に読んでいきましょう。

そこから徐々にスピードを上げていけば、十分に時間内に長文を解けるようになります。

詳しいトレーニング方法は、「精読力を鍛える!スラッシュリーディングのやり方」をご覧ください。

このトレーニングを行えば、千葉大学の英語長文で合格点を狙えます。

 

長文が長いとどうしても内容が頭に入ってこないという受験生は、パラグラフリーディングを学びましょう。

1文1文を読みながら、もう一歩引いた視点から、論理展開を追っていきます。

そうすると文章の要点や、筆者の主張がとらえられるようになるんです。

詳しくは「筆者の主張をとらえる!パラグラフリーディングのやり方」をご覧ください。

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設問の解き方

 

千葉大学の英語長文では、和訳問題や指示語問題、空所補充問題など、文脈を理解できているかを問う問題が多いです。

文章を読むときは常に、「文章のストーリーをしっかりと追っていく」意識を持ってください。

設問を解くときは、傍線部や空欄の前後だけを見るのではなく、必ず広い視野で見て答えるようにしましょう。

前後の文やパラグラフ、そして文章全体をヒントにして、問題に取り組むことが大切です。

普段から分からない文や語句が出てきた際に、辞書を引かずに自分で推測するトレーニングをしてください。

千葉大学で求められている推測力が鍛えられますよ。

 

基本的に英文の中に下線がたくさんひかれていて、そこに対する設問が問われる形式になっています。

「和訳」なのか「理由を問う」問題なのか、問い方によって答えも変わってきますよね。

ですからまずは設問をチェックして、下線の横に「~が問われる」とメモしておくのがおすすめ。

何が問われるか理解したうえで長文を読み進められれば、「指示語に気を付けよう」などと少し注意して下線の付近を読めるようになります。

最後まで読み終えてから設問を解くという人もいるようですが、二度同じ部分を読み返さなければいけなくなってしまい、時間がかかるので私はおすすめしていません。

 

True or False問題(長文の内容に適するものにT、適さない問題にFをつける問題)も注意。

2択であるがゆえに、それぞれの選択肢の正解・不正解のキズがとても細かくなっています。

千葉大学の英語長文はとても長いですから、最後まで読み終わってから選択肢を見ても、どれがTでどれがFか、ほとんど判断できないでしょう。

1つパラグラフを読むごとに、True or False問題の中で解ける問題を解いてください。

そうすれば後で読み直しをしなくてすみますし、正答率も上がりますよ。

>>もっと詳しく千葉大学の英語長文の読み方を知りたい受験生はこちら

 

和訳問題の解き方

 

千葉大学では和訳問題が頻出ですが、下線部だけで解こうとしてはいけません。

文章全体をヒントにして、文脈に合った自然な訳を作れるようにしましょう。

訳しにくい部分や分からない単語が含まれているのは珍しいことではなく、ここであきらめてはいけません。

先に訳せる部分を訳してから、文脈などをフル活用して「推測」していくことが大切です。

 

また訳を書く際には機会が翻訳したような、不自然な訳を作らないように注意してください。

日本語に訳すというのは直訳して書き出すことではなく、英語を正しく自然な日本語に訳すということです。

不自然な日本語訳を作ってしまうと、採点者の印象も悪くなってしまうので注意しましょう。

 

指示語問題に対応するために

 

千葉大学の英語では「指示語を明らかにしたうえで訳しなさい」というような、指示語の理解を問う問題が頻出です。

日ごろから指示語が出てきたときに「これ」「あれ」と訳すのではなく、何を示しているかを明確に理解するように意識してください。

1文1文を「訳す」というイメージではなく、文脈をしっかりと追っていくことを意識しておけば、指示語も自然と理解できるようになります。

英文をなんとなく左から右へ、単語を拾いながら読んでいくような読み方をしていると、指示語を取り違えてしまうので注意しましょう。

 

千葉大学英語対策:英作文

 

和文英訳型の英作文と、語句を書き込むタイプの問題が出題されることが多いです。

 

和文英訳問題の対策法

 

和文英訳型の問題は「パッと見簡単なのに、いざ書こうとすると書けない」という文が出題されます。

この手の問題を攻略するためには、3つのステップを踏みましょう。

 

1、重要な例文を暗記する

2、暗記した例文を使って、問題を解く

3、千葉大学の過去問を解く

 

和文英訳・英作文を書けるようにするためには、重要な例文をインプットしてしまうのが効率的。

書かされる英文は基本的に「型」が決まっていますから、その型を例文ごと暗記してしまうことで、英文が自然と書けるようになるんです。

英文法の参考書に載っている例文や、重要な構文を含んだ例文は暗記しておきましょう。

英作文の詳しい対策法は「例文暗記がカギ!英作文の勉強法」をご覧ください。

 

基本的な英作文の力が身についたら、千葉大学の過去問を解きましょう。

ポイントは、「やや分かりにくい問題文を、かみ砕いて書きやすい形になおす」こと。

日本語の文章は特有の表現で書かれますから、まずはそれをかみ砕いていきます。

かみ砕いた日本語文の方が、ずっと英語に直しやすいですからね。

東北大学や新潟大学等、国公立大学では和文英訳問題が多く出題されます。

他の大学の過去問を使って、たくさん練習しましょう。

「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」は英訳問題がたくさん解けますし、解説も詳しいのでおすすめの参考書です。

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語句・フレーズの挿入問題の対策法

 

語句・フレーズの挿入問題は英語長文や英文の一部が空所になっていて、そこに挿入する形式。

この問題は英作文に近いもので、オーソドックスな英作文の対策は必要になります。

日ごろから英単語を覚えるときは、スペルまで気をつけておくと良いでしょう。

かなり難易度の高い単語のスペルを書かされることは珍しいので、基礎・基本の単語を書けるようにしておいてください。

 

英語長文の空所補充型の問題については、文脈をヒントに解いていきましょう。

文脈をしっかりと理解したうえで、その流れに合うように語句を挿入していくことが大切です。

 

またこの形式の問題には「発想力」も必要になります。

発想力は同じ形式の問題をたくさん解いて、「こう考えなきゃいけなかったんだ!」という反省を繰り返すことで身に付いていきます。

千葉大学の過去問はできる限り何年分も触れるようにして、発想力を鍛えていきましょう。

 

千葉大学の4技能の外部試験(民間試験)の利用について

 

千葉大学では英検・TEAP・IELTSといった4技能の外部試験のスコアを提出できるようになっています。

加点されたり、満点換算されたりと影響力は大きいので、狙ってみるのも良いでしょう。

ただし4技能試験は対策にかなり時間がかかりますし、難易度もとても高く、必ずしも受験しなければいけないものではありません。

試験まで余裕がある高1、高2の方は対策していくのも良いですが、時間がない場合はムリしない方が良いかもしれません。

 

千葉大学の英語の傾向と対策まとめ

 

千葉大学の英語は傾向が安定していて、対策は立てやすいはずです。

何をやらなければいけないかをきちんと理解して、記述問題から逃げずに日ごろからトレーニングをしてください。

また英単語のスペルを覚えるなどの工夫は、毎日の勉強に簡単に取り入れられますし、負担も少ないので早い段階から積み重ねていくことが大切です。


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