記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元にLEAPを用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
目次
必携英単語LEAPってどんな英単語帳?
必携英単語LEAPとは、受験英語の講師として有名な竹岡広信氏が手掛けた単語帳。
4技能試験にも対応できるよう作られた、新しい単語帳です。
無料ダウンロードできる音声を使って単語を正しい発音で音読していくことで、リスニングやスピーキング、ライティングの力も磨かれます。
音声付きで1,000円ほどと値段もかなり安いので、受験生にとても人気です。
下の写真の通りレイアウトもとても見やすく、モチベーションも上げてくれるでしょう。
1語に複数の訳&例文
1語1訳だけでなく、重要な訳は複数書かれているので、大学入試でも効果を発揮してくれます。
そして例文やフレーズが、メインの訳以外にもついていて、かなりわかりやすいです。
例えばearnという単語には「稼ぐ」という意味と「(評判などを)得る」という2つの訳があります。
1つの単語でも使われるシチュエーションは、大きく変わります。
それぞれの訳に対して「実際に使われるフレーズ」が掲載されているので、イメージを理解して覚えられるんです。
例文がコンパクトで覚えやすい
例文やフレーズがとても短く、すんなり読めるものばかり。
例文が長いと訳すのが大変ですし、単語の使い方も分かりにくいです。
必携英単語LEAPの例文の短さであれば、音読をして覚えることもできるでしょう。
英単語がレベルとグループで分類
また英単語は「レベル」に分かれていて、レベルごとに1つのパートになっていて、易しく頻出の英単語から覚えられるようになっています。
「グループ」にも分類されていて、例えば上の写真であれば「持続・継続の単語」などと括られています。
他の英単語と関連付けて覚えられるので、スムーズに暗記できるはずです。
暗記しやすい工夫が素晴らしい
必携英単語LEAPは下の写真のように、1つ1つの単語に対して青字で「暗記のポイント」が書かれています。
関連語や語源、語呂合わせなど各単語によって最も暗記がしやすいよう、工夫されています。
英単語の暗記がどうしてもニガテな人は、大きな力になるはずです。
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必携英単語LEAPのレベル/難易度
レベルとしては初級~中級レベル。
カバーできる範囲としてはシステム英単語Basicと同じくらい。
ターゲットでいえば1200と1400、速読英単語でいえば入門編と必修編。
鉄壁よりもやや基礎的な英単語のカバーが広く、単語王よりも易しいです。
下の図は有名な英単語帳をレベル順に並べたものなので、参考にしてください!
見出し語として掲載されている単語数は1935語とボリュームがあります。
基礎レベルからスタートし、日東駒専・産近甲龍あたりはもちろん、共通テストやGMARCH~関関同立レベルまではカバーできます。
1冊だけで基礎からしっかりと受験レベルまで英単語を固められるというのは素晴らしいですね。
レベルがたくさん分かれていると、何冊も英単語帳を勉強しなければいけなくて、しんどいですからね。
必携英単語LEAPに取り組むと決めたら、掲載されている英単語を完璧に覚え切るまで、他の英単語帳に進んではいけません。
完璧に固められれば偏差値でいえば60を切ることはなくなりますし、受験レベルの基礎・基本単語はガッチリ固まります。
難関国公立・早慶上智を目指す受験生は、LEAPを終えてからもう1冊、さらにレベルの高い単語帳に取り組むとなお良いでしょう。
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必携英単語LEAPの使い方/覚え方
英単語の暗記の、大まかなフローは下の図のようになります。
例文や単語を音読しながら覚えよう
単語を覚える際には、LEAPの特徴を最大限に活かすため、音声を活用しましょう。
CDは付属されていませんが数研出版社の公式サイトで、音声を無料ダウンロードできます。
基本的には音声を聴いて、正しい発音で単語や例文を音読してください。
音読する際に少しスペルにも気を付けておけば、よりライティングの力が磨かれます。
リスニングやスピーキングの力が上がるのはもちろん、発音・アクセント問題にも対応できるようになるでしょう。
必携英単語LEAPに掲載されている例文やフレーズはとても実践的で、これをしっかりと勉強すれば該当の英単語を使った英文をアウトプットできるようになります。
例えば該当の英単語を使って英文を書いたり、英語を話したりできるようになるということです。
ただ英単語の訳を覚えているだけでは、自分からアウトプットをするのは難しいですし、文中でどのような前置詞と一緒に使うかなど、細かな部分が分かりません。
例文やミニマルフレーズを丸ごと音読して、文中で使う感覚を学んでいけば、スピーキングやライティングでもかなり力を発揮してくれるでしょう。
とにかくうろ覚えにならないように
多くの受験生は単語を「覚えたつもり」で終わってしまいます。
覚えたはずなのにいざテストで出てくると、「覚えたはずなのに、思い出せない・・・」。
英単語は記憶に完璧に定着して、瞬時に訳が思い出せる状態でないと長文読解では活きてきませんし、単語を覚えたとは言えません。
必ずチェックテストを自分で行い、覚えられているかを確認しましょう。
テストをする中で自分がニガテな英単語にはチェックをつける、ノートにまとめるなどしてスキマ時間に何周も復習できるようにしてください。
暗記カードにまとめておくと、簡単に復習できるのでおすすめです。
1回や2回の暗記ではどうせ覚えられないですから、1回の暗記にかける時間は20秒などと短くし、毎日必ず触れるようにしてください。
回数を増やせばニガテ意識はなくなり、自然と長期記憶にインプットされていきます。
覚えにくいと感じる英単語はLEAPに掲載されている、語源や語呂合わせを活用するとよいでしょう。
また音声を聴いて、音読して、紙に書いてと様々な角度から単語を勉強していくと、記憶に定着しやすくなります。
ニガテな英単語はこれくらい勉強を繰り返さないと、すぐに忘れてしまうものです。
英単語がなかなか覚えられないと「私は暗記力が人よりない」「どうしても単語を忘れてしまう」と、悲観的になってしまう人も多いです。
しかし人間は覚えたものの70%以上を次の日に忘れてしまうと言われていて、なかなか記憶に定着しないのは誰しもが経験すること。
私も早稲田大学に合格しましたが、勉強を始めたころは英単語が覚えられないことでとても悩みました。
まずは基礎単語を完璧に覚えていくと、その中で自分なりの暗記法が確立されていきます。
その暗記法を軸に少しずつ難しい英単語へとステップしていくと、暗記へのニガテ意識が薄れていき、次第に得意になっていきます。
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必携英単語LEAPの青字の派生語について
例えばdestroy「破壊する」という動詞に対して、destruction「破壊」という名詞が書かれているなど、必携英単語LEAPには派生語がたくさんあります。
派生語は入試でも良く問われますので、できる限り覚えた方が良いですね。
派生語を勉強することで、英単語も記憶に残りやすくなりますので。
もちろん見出し語の方が重要ではあるので、見出し語を完璧に覚えてから派生語へ進むのも良いでしょう。
派生語はもととなる英単語から訳を推測できるものも多く、そういったものは全て覚えなくてもOKです。
派生語は全て覚えていたらキリがないですし、推測できないものだけをカバーしていかないと、勉強量がかなり多くなってしまいますからね。
後は問題を解いていく中で出てきた派生語、長文の中で訳せなかった派生語はノートや暗記カードにまとめておくと、カバーできる範囲が広がっていきます。
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必携英単語LEAPのアプリも活用しよう
数研Libraryというアプリで、必携英単語LEAPの勉強の効率を上げられます。
一問一答形式でテストができるモード(120円)があり、下の写真のように4択形式になっています。
4択だとうろ覚えでも答えられてしまうので、あくまでスキマ時間に単語に触れるように活用しましょう。
確認テストをする際には、自分で暗記カードを作ってテストをするのが、最も効果的です。
単語帳でテストを行うと、色々なヒントがあって、正しくテストするのが難しいです。
音声も聴くことができるのですが、下の写真のようにページ数のみしか表示されません。
単語を見ながら音声を聴くことができないのはかなり不便ですが、単語帳と並行で使っていくと良いでしょう。
TEAPや英検などの4技能試験の対策や、共通テストのリスニングの対策に効果的です。
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必携英単語LEAPが終わったら次は?
必携英単語LEAPが終え、さらに上の単語を勉強したい場合は、もう1冊単語帳を追加しましょう。
実際にテストをしてみて、本当に完璧に覚えられていたら次の英単語帳に挑戦していきます。
難易度としては単語王などがおすすめ。
早稲田や慶應、東大京大といった難関大学を目指すのであれば、もう1ランク上の英単語帳までカバーしておいた方が良いですね。
ただあくまで必携英単語LEAPに載っている単語を、完璧に覚え切ることの方が何倍も重要です。
どれも受験で頻出の単語ですから、瞬時に訳が出てくるまで繰り返して暗記しましょう。
日東駒専・共通テストレベルであれば、必携英単語LEAP1冊でカバーできます。
MARCH・関関同立レベルであっても、難しい学部でなければ対応できるでしょう。
必携英単語LEAPの評判と使い方まとめ
ポイント
・英検やTEAPなど4技能試験にも対応できる、新しい英単語帳
・基礎~標準で日東駒専~MARCHレベルはカバーできる
・単語を覚える際には、音声を聴いて音読しよう
・テストを必ず行い、本当に覚えられているかチェックしよう
・派生語も頻出なので、しっかりと覚えていく
・早慶上智などを目指す場合は、必携英単語LEAPよりも難しい英単語帳を追加
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
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