
フォレスト/英文法の核/キク英文法/ネクステージ/一億人の英文法を比較!どっちがおすすめ?難易度/レベルの違い

英文法の核/フォレスト/キク英文法/ネクステージを比較
大学受験の対策用の英文法の参考書は本当に量が多く、どれを使うか迷ってしまいますよね。
ここでは有名な5冊「Forest」「英文法の核」「キク英文法」「ネクステージ」「一億人の英文法」を比較していきます。
どの参考書も、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
私は大学受験をしたときも色々な参考書を使いましたし、今でも指導者として毎日、参考書の研究をしています。
そんな私だからこそ、伝えられる貴重な情報があるはずです。
参考書選びで迷っている人は、ぜひ参考にしてください!
目次
英文法の核の特徴とレベル/難易度
英文法の核はやや難しい英文法の知識を、分かりやすく講義形式で教えてくれる参考書。
ポレポレで有名な西きょうじ先生が、手掛けている1冊。
英文法の基礎が固まったけれど、難しい英文法の理解が足りないと感じた人は、英文法の核に取り組みましょう。
問題演習編では英文法の核で学んだことを、アウトプットできるようになっています。
Forest/フォレストの特徴とレベル/難易度
Forestは大学受験の英文法の参考書の中でも、もっとも有名な1冊といっても過言ではありません。
分厚い参考書で、英文法の細かい部分まで詳しく書かれています。
表現もやや堅いですし、情報量も多いので、イチから勉強しようとして、心が折れてしまう受験生もかなり多いようです。
ですのでForestは辞書のように使っていくことをおすすめします。
問題集の解説を読んでも分からなかった時、学校や予備校の授業を読んだ時、Forestを開いてみましょう。
苦手な分野だけを、Forestで深く勉強するという使い方も良いですね。
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キク英文法の特徴とレベル/難易度
キク英文法は音声を聴いて音読しながら、反復トレーニングを繰り返して英文法を学ぶ参考書。
音声を聴いて英単語を覚える、キクタンの英文法バージョンです。
英文法の基礎・基本は理解したうえで、例文を反復トレーニングして、実践的に学んでいく形です。
重要な英文法の要素は、配点が高い並び替え問題や英作文でも良く問われます。
キク英文法で重要な例文を暗記していくことで、リスニングやスピーキング、ライティングでも活きてきます。
英語を理屈だけでなく「感覚」で学べるので、実践的に英語を使いこなす力も鍛えられるでしょう。
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ネクステージ/NextStageの特徴とレベル/難易度
ネクステはここまで紹介した参考書とは大きく異なり、英文法の問題を解くためのもの。
1,000問以上の英文法・語法・会話・イディオムなどの問題を解けるので、英文法の実践的な回答力を磨けます。
大量の問題が収録されているので、その分問題の解説はあまり詳しくありません。
そして問題集はあくまでアウトプットをするためのものなので、英文法を理解していることは大前提になります。
ネクステージは旧センター試験~GMARCH/関関同立レベルなので、そのレベルの講義形式の参考書を勉強してから、アウトプットしていきましょう。
解説を読んでも分からない時に、先ほど解説したForestを活用すると、より理解を深められます。
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一億人の英文法の特徴とレベル/難易度
一億人の英文法は大学受験に限らず、社会人の人がTOEICや英検、英会話のために使う参考書。
色々な人が勉強できる参考書なので、「一億人の英文法」という名前になっています。
内容そのものはForestと変わりませんが、フォレストよりも情報量が少なくなり、読みやすくなっています。
フォレストは辞書として使うのがおすすめの一方で、一億人の英文法は英文法を学ぶための読み物として活用できるでしょう。
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英文法の参考書の選び方
よく「英文法の参考書はどれを選べばよいですか?」という質問をいただきます。
しかし参考書や問題集はそれぞれ目的やレベルが違いますし、どれが必ずしも優れていると決定することはできません。
まずは書店に足を運んで「自分に合う参考書」「今の自分に必要な問題集」を選ぶようにしてください。
表紙や中身を見て「勉強したいな」と思える、モチベーションが上がる参考書を選ぶこともとても大切です。
英文法の参考書にはフォレストのような「辞書型」、英文法の核のような「講義型」、ネクステのような「問題集」の3種類があります。
レベルをしっかと確認したうえで、参考書を選んでください。
大切なことは「背伸びをして難しい参考書・問題集に手を出さない」こと。
少しでも成績を伸ばしたいと考えると、どうしても難しい参考書・問題集に手を出してしまいがち。
しかし大学受験は基礎から徹底的に固めていかないと、成績は伸びていきません。
自分のレベルよりも1つ下の参考書・問題集から、取り組んでいくことをおすすめします。
また1冊の参考書・問題集を完璧にマスターするまでは、次に進まないようにしてください。
多くの受験生がなんとなく勉強をして、定着しないまま別の参考書に手を出してしまいます。
この状態だとどんなに勉強を進めても成績が伸びなくなってしまうので、取り組んだものを完璧にすることを、とにかく大切にしてください。

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