ビジュアル英文解釈part1/part2のレベル/難易度と使い方&勉強法!PDFや音読/評価/評判


ビジュアル英文解釈

伊藤和夫先生の名書、「ビジュアル英文解釈」について詳しく解説していきます!

記事と筆者の信頼性

筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格

手元にビジュアル英文解釈を用意して、中身を見ながらレビュー

大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」

予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導

大学受験の勉強をしていると「ビジュアル英文解釈(駿台文庫)」という参考書の名前を、耳にすることがあると思います。

多くの受験生が「神様」とあがめる伊藤和夫先生が手掛けた一冊で、受験生に長く愛用されているとても評価が高い参考書。

英単語や英文法と違い、「英文解釈」というと何を勉強するのか、少しわかりにくい部分もありますよね。

ここでは「ビジュアル英文解釈の特徴とレベル」、「そもそも英文解釈って何?」、「ビジュアル英文解釈で偏差値を伸ばす使い方」の3点を中心にお伝えしていきます!

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ビジュアル英文解釈ってどんな参考書?

ビジュアル英文解釈の特徴

ビジュアル英文解釈は「英語の文章を、正しい解釈で読めるようにする」参考書です。

そもそもなぜ「ビジュアル英文解釈」という名前なのでしょうか。

英文解釈という言葉に、「ビジュアル」という言葉がくっつくのは、なんだか不思議な感じがしますよね。

この「ビジュアル」とは、「視覚的に訴えるもの」という意味で、参考書の中で実際に講義を受けているような感覚で学んでもらおうというコンセプトがあるんです。

伊藤和夫先生の講義を、実際に受けているような感覚で学べるなんて、ありがたいですよね。

 

ビジュアル英文解釈には生徒も登場するので、楽しみながら勉強が進められます。

イラストも多く、英語を視覚的にイメージしやすくなっています。

ただ現代の参考書のような、カラフルで楽し気な読みやすい参考書ではないので、その点は好き嫌いが大きく分かれるでしょう。

下はビジュアル英文解釈の中身の写真です。

R君とG君、そしてI先生が登場していて、イラストも入っていますが、現代の参考書のデザインとは大きく異なります。

 

ビジュアル英文解釈を勉強する目的

ビジュアル英文解釈の一番の目的は、「英語長文を自信を持って読めるようにする」こと。

本書の対象者

・英語をなんとなく左から右へ、フィーリングで読んでしまっている

・ちょっと英文が難しくなると、とたんにわからない

・英単語や英文法は勉強したけれど、英文の読解に自信がない

こんな受験生にピッタリの参考書が、「ビジュアル英文解釈」。

例えば関係代名詞を勉強したけれど、英文の中で出てくると訳し方を迷ってしまうなどの悩みを解決できます。

つまずきやすいポイントを1つ1つ解決していくことで、大学受験の難しい英文とも戦えるようになっていきます。

1文1文の基本的な英文を訳せるようになった方が、もう1ランク上に進むための参考書が、ビジュアル英文解釈といえるでしょう。

 

そもそも英文解釈って何?

英文解釈とは「英語の文章を正しく理解すること」

英語長文を読むときには1文1文をルールに沿って読むだけでなく、英文の文脈によって、正しい訳し方を判断していかなければいけません。

SVOCなどの基本的なルールに沿って英文を読むことの、1ランク上のトレーニングが英文解釈といえるでしょう。

 

例えば[and]という接続詞を1つとっても、このandがどことどこをつないでいるかというのは、複数の可能性が出てくることがあります。

こういった時は文法のルールでいえばどちらを選択しても正しいのですが、文脈も考慮すると選択肢が絞られていきます。

英語長文の中で、文脈も考慮したうえで正しく読み進められるように、英文解釈の勉強が必要なんですね。

ビジュアル英文解釈には「なぜこう訳さなければいけないか」というところまで解説されているので、とても効果的です。

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ビジュアル英文解釈の構成

ビジュアル英文解釈は英語の文章を最初に読んでいき、それの1文1文の詳しい解説を読みながら、英文の読み方を学んでいくという流れ。

英語長文を読む際につまずきやすいポイントが凝縮されているので、ワンランク上の読解力を身につけられます。

下の写真のように「焦点」でポイントを学んだあと、文章を読んで、「研究」で解説を読んでいくという流れになっています。

ビジュアル英文解釈の焦点と研究

ビジュアル英文解釈レベル/難易度

ビジュアル英文解釈はpart1とpart2があります。

part1に比べて、part2は大きく難易度が上がります。

「いつから取り組めば良いですか?」というご質問をよく頂きますが、受験生であればPart1を夏ごろに終え、Part2を秋~冬にかけて取り組むのが良いと思います。

 

part1⇒大学入学共通テスト・日東駒専・産近甲龍レベル

part2⇒早稲田慶應・難関国公立(東大・京大など)レベル

(ポレポレ/英文読解の透視図と同じ程度)

 

Part1であってもそれなりに読みごたえがある文章が用意されていて、簡単に読み進められるような難易度ではありません。

ちょっと英単語を覚え、文法を勉強して次に取り組もうと考えると、かなり苦戦するはずです。

大学入学共通テストレベルの英語の文章は読めるようになってから、ビジュアル英文解釈Part1に取り組んでください。

1文1文にSVOCなどの構文が書き込まれているわけではないので、基本的な英文を正しいルールに沿って訳せない場合は、そもそも例題の文章を読むことができないんです。

対象の偏差値でいえば55以上は必要です。

 

part1が終わったらすぐにpart2へ進めるかというと、そうではありません。

part1を終えたら旧センター試験レベルの問題をたくさん演習し、MARCHや関関同立レベルの英語で合格点を取れるようにしましょう。

偏差値でいえば65ほど取れるようになってからpart2に取り組むことで、英語の力を最大限に引き上げられます。

Part2があまりに難しく感じる場合は、英文解釈教室の基礎編を挟むと良いでしょう。

中堅私大や大学入学共通テストの対策であればPart1だけでもOKですが、Part2だけとなると基礎がおろそかになる可能性が高いので注意してください。

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ビジュアル英文解釈の最強の使い方&進め方

受験生
ここまではビジュアル英文解釈の特徴について、詳しく解説してきました。ここからはビジュアル英文解釈の効果的な使い方をお伝えしていきます!

英文の仕組みを深く理解して、英文の読み方をより良いものに磨いていきましょう。

そのためには、下記の手順でビジュアル英文解釈を進めていってください。

 

使い方ステップ①焦点を読もう

まずは焦点を読んで、英文を読むうえで大切なルールをインプットしましょう。

丸暗記ではなく、しっかりと理解することが大切です。

英語長文を読むときに、ルールを1つ1つ思い出していたらキリがありませんよね。

深く理解すること、そして感覚的に理解するようにして、無意識に英文を読めるようにしなければいけないんです。

 

焦点を読んだ時に「この英文法の理解が足りていないな」と感じたら、先へ進んではいけません。

英文法の講義形式の参考書を勉強するなどして、必ず弱点を補強してから取り組みましょう。

理解できていない状態で問題に取り組んでも、無理やり消化しているだけになってしまい、時間の無駄になってしまいます。

 

使い方ステップ②例題を読もう

ある程度の文章量がある例文が載っていますので、それをしっかりと読み込みましょう。

本当は全訳を書き出せれば一番良いですが、分量が多いのでちょっと大変です。

時間をかけても良いので、じっくり味わいながら、焦点で勉強したことも活用しながら読んでください。

そして「ここはちょっと分からないなぁ」という文には、必ずチェックをつけておきましょう。

分からないまま終わらせてしまったら、ビジュアル英文解釈に取り組んでいる意味がなくなってしまいますからね。

 

使い方ステップ③研究を読もう

研究は例文の詳しい解説ですので、ここをじっくりと読んでいきましょう。

特につまずいてチェックをつけた文については、「なぜこの訳になるのか」を論理的に理解してください。

次に同じ構造の文が出てきたときには、絶対に読めるようにしましょう。

こうして1つ1つ読める文が増えていって、英語長文を読む力が上がっていきます。

大切なポイントは復習ノートなどに書き込んでいき、何度も復習するようにしてください。

 

ビジュ英を勝手に補足するブログ」さんで、ビジュアル英文解釈の例文の文構造を全て解説してくださっています。

全ての文に自分でSVOCや修飾を書き込んで、「ビジュ英を勝手に補足するブログ」さんのPDFで確認するという作業をすれば、はるかに高いレベルの力が身に付きます。

英文のルールを学ぶだけでなく、英文を1文1文読んでいく力が身に付きます。

 

ステップ④例文をスラスラ読めるようにしよう

全訳(大意)を参考に、何周も例文を読み込んで、スラスラ読めるようにしましょう。

例文をスラスラ読めるようにすると、英文のルールを無意識に理解できるレベルに上がっているので、英語長文で同じルールを使った文が出てきても、バッチリ読めるでしょう。

ビジュアル英文解釈にはたくさんの例文がありますから、全ての英文がスラスラ読めるようになったら、相当な英語力が身についています。

英語長文を読んだ時に、「あれ!?読めるようになってる!」という感動を味わえるでしょう。

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ビジュアル英文解釈は音読した方が良いの?

ビジュアル英文解釈の音読を推奨している方もいますが、私は反対です。

というのもビジュアル英文解釈に収録されている英文は難易度が高く、そう簡単に読めるようなものではありません。

英文を理解するだけでなく音読をするとなると、理解するハードルはより高くなります。

入試本番は黙読で読んでいきますから、実践的な黙読のトレーニングを繰り返した方が良いでしょう。

 

またビジュアル英文解釈にはCDが付いていませんし、音声の無料ダウンロードなどもできません。

正しい発音が分からない状態で音読をすると、自分の誤った発音が定着してしまう可能性があります。

そうなるとスピーキングやリスニングにも悪影響が出てしまうので、音読をするのであれば、CDや音声がついている英語長文の問題集を使いましょう。

ビジュアル英文解釈はあくまで、深く英語長文の読み方を理解するためのものなので、音読は必ずしも必要ではないと私は思います。

 

ビジュアル英文解釈part1の次は?

まずビジュアル英文解釈part1を終えたら、MARCH・関関同立レベルの過去問で合格点を取れるようにしましょう。

先ほどもお伝えしましたが、ビジュアル英文解釈Part1とPart2にはレベルの差があるので、すぐにPart2へは進めません。

基礎・基本の語彙をしっかりと覚えて、英文法もガッチリと固めていきます。

その上でMARCHや関関同立レベルの英語長文の問題集を解いていきましょう。

英語長文ハイパートレーニング2や、英語長文ポラリス2、英語長文レベル別問題集5などがおすすめです。

そこから過去問演習に入り、MARCHや関関同立レベルの英語で合格点を取れるように進めていきます。

ここまでの力が付いたら、ビジュアル英文解釈part2へ進みましょう。

 

ビジュアル英文解釈part2が終わったら??

ビジュアル英文解釈part2が終わったら、早慶や東大・京大など、志望校の英語の過去問をたくさん解いてください。

過去問演習の中で見つけた弱点を補強して、合格点へと近づいていきます。

難関大学の過去問では記述問題や内容不一致問題など、特徴的な問題も多く出題されます。

こうした問題にも対応できるよう、対策していかなければいけません。

道のりは長いですが、英語を楽しみながら学んでいってくださいね。

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ビジュアル英文解釈の使い方&勉強法まとめ

ポイント

・ビジュアル英文解釈は、自信を持って英文を読めるようにする参考書

・解説が堅く中身も無機質なので、好みが分かれる

・Part1であっても難易度は高いので、一定の学力は必要

・ルールを理解して、例文をスラスラ読めるようにしよう

・part1が終わったらMARCHレベルで合格点を取れるようにしてpart2へ





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