南山大学の国語のレベルと対策&勉強法!傾向/難易度/配点も


南山大学の国語の傾向

 

南山大学の国語は大問が4問出題され、第1問から第3問は現代文、第4問は古文と漢文から選択して解答という形になっています。

解答時間90分に対して大問4題なので、時間配分に注意が必要です。

現代文では、評論の出題が中心となります。

配点は400点中150点で、英語と配点が同じです。

英語同様、合否に大きく関わる科目と言えますので、しっかりと対策をしていきましょう。

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南山大学の国語のレベル

 

南山大学の国語の問題は他の難関大学と比べるとやや易~標準と言えるでしょう。

現代文では、4~5択程度の選択肢のマーク式の問題、傍線部の言い換え表現を探す問題、漢字の書き取り、接続詞などの空欄補充はここ何年かの間、毎年出題されています。

まれに例文を参考にしながら自分で考えて解答する問題もでます。

古文・漢文の選択問題では、過去問を解いたり、模試の成績などを参考にしたりして自分が解きやすいと思う方を選択してください。

どちらも問題のレベルは並なので、有利・不利はありません。

南山大学の受験データを見ると圧倒的に古文を選択する受験生が多いです。

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南山大学の現代文の対策のコツ

 

南山大学の現代文国語を解くコツは、難しい表現やたとえを用いながらも筆者が一番伝えたいことをつかむことが重要です。

例えば、傍線が引かれて設問になっている部分は、大学側もこの部分を理解できているか?と受験生に問いているくらいですから、特に重要なキーワードの言い換え、もしくは、鍵となっているはずです。

ですので、傍線部と類似した構造になっている表現や部分を見つけたら線を引くなどして印を付けておきましょう。

あえて言いたいこととは逆の例を出して対比して書かれている文章も重要です。

他にも新しく出てきて、そこから議論が展開されているようなキーワードとなるような言葉にも印を付けておくと、文章が理解しづらい時に文構造が見えやすくなるので、解答を消去法で探していくときに役立ちます。

また文末が「~である。」や「~からだ。」と、断定的になっている文章は、筆者の気持ちや主張が強くこめられている文章と言えます。

他にも、「しかし」などの逆説的な表現の後の文章や、「そういうわけで」といった、順接の文章で強調されている箇所も重要と言えますので、印をつけながら読み進めていくと良いでしょう。

それらの印のか所を確認しながら、設問を解いていくと、ここが間違っているからこの選択肢は答えとして不適切だ、ということがはっきりと見えてきます。

このことはあらゆる評論問題に当てはまりますので、ぜひ普段から意識して問題に取り組むことを習慣にしてみて下さい。

 

近年の漢字の問題は普段の生活の中でもよく見かけるような熟語や言葉が多く、比較的解きやすいと言えますので、逆にここで落とさないようにしたいところです。

普段から、問題を解いたときに出てきた漢字を復習の際などによく確認しておきましょう。

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南山大学の古文の対策のコツ

 

古文については、まず古文単語をしっかりと覚えましょう。

古文は英語と同様で、単語がわからないと文章を理解することは難しいです。

南山大学人文学部の古文は現代語訳を選ぶ問題や解釈を選ぶ問題がほとんどです。

現在では全く逆の意味で用いられている言葉や、現在使われている言葉と似ているものがある言葉が設問の中でひっかけとして登場したりします。

ある段落を読み違えてしまうと、文章全体が理解できずにミスを繰り返してしまう恐れがありますので、単語はしっかりと覚える必要があります。

文章に出てきたものを覚えていくという方法や、漫画や語呂で覚えるもの、派生語で覚えていくもの、色々な参考書等もありますので、ぜひ自分に合ったものを見つけてがんばって覚えて下さい。

文章の読み方としては、登場人物の周りを囲うなどしておきましょう。

そして、その人物の周辺で用いられている敬語表現などを参考にしながら読んでいくと、場面の理解がしやすくなります。

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南山大学の漢文の対策のコツ

 

漢文については、漢文の句法をしっかりと覚えましょう。

例えば、「当」という漢字が設問に含まれていたら、思い出さなければいけないのは、「再読文字 当(まさ)に~べし」、「当然~するべきだ」ということです。このことを思い出すことができれば、即正解を選べるという問題もあります。

古文も漢文も大の苦手で暗記も苦手でどちらを選択すればよいか困っている、という方は思い切って漢文を選択をしてみるのも1つの手です。

その理由として、漢文選択の方が短期間で習得しやすいということがあげられます。

漢文では文章が読めなくても知識だけで正解を選べてしまう問題があること、そして暗記事項が古文に比べて圧倒的に少ないことです。

 

漢文の文章を読むときのコツは、古文同様、登場人物を囲うなどすることです。

漢文では、2度目以降に同じ人物が出てくると、その人物の名前の漢字1文字だけを取って書かれていたり、「あなた」という意味の「汝」など英語で言う代名詞を用いているかのように書かれていたりするので、そのような表現は誰を指しているのかを理解しながら読むことが大切です。

 

南山大学の国語の対策法まとめ

 

最後に、南山大学人文学部の国語の問題は癖が少なく、対比も明確な文章が多く、読みやすいと感じる受験生も多いようですが、時間的に余裕がなく焦ってしまうことがあるかもしれません。

過去問は少し時間を短めに設定して取り組むなどして、解ける問題は確実に正答できるようにしましょう。


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