
GMARCHの英検利用&TEAP利用の基準!英検CSEスコアは?2級/準1級!TEAP何点必要?有利になる?



記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・TEAPや英検も受験し、最新の制度を研究
・これまでに2,000人以上の受験生を指導
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目次
GMARCHで英検利用なら何級を目指す?
GMARCHであれば、英検2級を持っていると試験を免除されたり、加点されたりしてもらえる学部が多いです。
英検2級を持っているだけでなく、CSEスコアといって、4技能を数値化した点数の合計で見られるケースもあります。
ですからGMARCHの英語を有利に戦うのであれば、「英検2級を余裕をもって合格する」という目標にすると良いでしょう。
英検準一級以上は難しい
英検準一級に合格するとなると、GMARCHの英語で合格点を取るよりもかなり難易度が高くなります。
あくまで私の体感ではありますが、早稲田大学や慶應義塾大学の英語で合格点を取るよりも、準一級で合格する方が難しいと思います。
単純な比較はできませんが、英検は4技能全ての能力が求められ、準一級はどれもレベルが高いです。
リーディングだけでなく、リスニングやライティング、スピーキングも勉強しなければいけませんから、英語の勉強にかかる負担が大幅に大きくなります。
英検準一級に合格する力があれば、GMARCHの一般入試の英語は、ある程度の余裕をもって合格点を取れるでしょう。

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GMARCHでTEAP利用なら何点必要?
TEAPは英検2級と準一級の中間ほどの難易度で、特にリスニングの試験の難易度が高いです。
GMARCHですと200点前半~後半が基準となっていることが多く、そのスコアを取っていると英語の試験が免除されたり、外部試験利用の受験ができるようになります。
法政大学の理系学部は226点で英語の試験が免除される学部も多いので、ここは狙い目かもしれませんね。
TEAPと一般の難易度比較
体感ではありますが、TEAPで300点以上を目指すとなると、英語の偏差値でいえば70以上は必要になってきます。
GMARCHの文系学部は250-290点ほどが基準になってくるので、やはり難易度は高いです。
TEAPでこの点数を取るのと、一般入試の英語で合格点を取るのであれば、私は一般入試の方が易しいと思います。
スピーキングやライティング、リスニングの対策に時間をかけられない場合は、一般入試の対策に集中しましょう。
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基準スコアは大学の公式サイトでチェック
インターネットを検索すると色々な情報が出てきますが、詳細は必ず各大学の公式サイトで確認してください。
その他のサイトからの情報は誤っている可能性もありますし、最新の情報でないケースも多いです。
ご自身が受験を考えている大学・学部が、外部試験どのように導入し、基準を設けているかは早めにチェックしておきましょう。
先に基準を知っておくことで、勉強の方針も固まります。

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立教大学は4技能試験が必須
GMARCHは基本的に「4技能試験を利用した受験ができる」という制度があるだけで、4技能試験の受験は必須ではありません。
一方で立教大学は「文学部以外は4技能試験のスコアが必須」と方針が大きく変わりました。
立教大学の文学部以外の受験を考えている人は、「4技能試験の対策をする」か「他の大学を目指す」かの2択。
高校1,2年生など期間に余裕がある人や、立教大学にどうしても進学したい人は、かなり負担は大きいですが、4技能試験の対策をすると良いでしょう。
一方で「GMARCHに入れればどこでも良い!とにかく滑り込みたい!」という場合は、一般入試で他の大学を目指すことをおすすめします。
「外部試験を受ける=有利になる」わけではない
ここまでお伝えした通り、GMARCHで英検やTEAPを活用するためには、一般入試の英語で合格点を取る、もしくはそれ以上の英語力が求められます。
一般入試が免除されたり加点されたりするのは、「同じ水準の学力を、4技能試験のスコアで示した人」に与えられる権利です。
逆に言えば一般入試できちんと点数を取ればもちろん合格できますし、4技能試験で一定のスコアが取れなければ、意味がありません。
外部試験を受ければ、それだけで入試を有利に戦えるというわけではないので、注意が必要です。
勉強の負担がかなり大きくなる
4技能試験は「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」のスキルを全て伸ばさなければいけないわけですから、英語の勉強にかかる時間は大幅に増えます。
GMARCHの一般入試は基本的にリーディングの試験のみの対策で良いのに、TEAPや英検の対策に時間がかかり、他の教科の対策がおろそかになってしまったら本末転倒です。
ご自身の英語力やスケジュールなどを考慮したうえで、外部試験の対策をするか判断してください。
必ずしも英検やTEAPなどの外部試験を受けなければいけないわけではなく、一般入試の対策をきちんとしていれば、これまで通り合格できます。

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GMARCHの4技能試験利用の基準まとめ
ポイント
・英検は2級を余裕をもって合格することを目標にする
・TEAPは200点後半を目指す
・立教大学は文学部以外は4技能試験の受験が必須
・基準のスコアは各大学の公式サイトでチェックしよう
・外部試験を受けるからといって、誰でも有利になるわけではない

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