
センター試験の世界史を一週間~1ヶ月で9割取る勉強法と対策のコツ!

センター試験の世界史を短期間で9割取る対策のコツと勉強法!
センター試験世界史の出題傾向とレベル
時代は古代・中世・近現代といったように万遍なく出題されます。
地域についても同様のことが言えます。
アジア・ヨーロッパ・アメリカ大陸など多岐に渡ります。
このことから、センター世界史では偏った学習では太刀打ちできず、膨大な量の知識を身につけていないといけないことがわかります。
ただ範囲が広い分、問われる内容は浅くなっています。
ここで言う「浅い」とは、マニアックなものを問うような、知性を試すよりは雑学のような問題ではないという意味です。
ちなみに必ず各大問、長い説明文と資料の写真がありますが、ここは見たことない資料であっても、読み飛ばしてしまって全くかまいません。
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センター世界史の最強の対策のコツと勉強法
センター世界史で高得点をマークするにはどのような対策と勉強法が必要か。
次の参考書及び問題集を使うのが効率良く、王道で、応用も利きます。
①「ナビゲーター世界史B」シリーズ全4巻(山川出版社)
②学校で配布される資料集
③センター世界史Bの過去問(河合塾)
予備教材:世界史用語集(山川出版社)
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対策&勉強法①:世界史の流れをつかむ
まず、①で世界史のおおよその流れを掴みます。
本書は柔らかい語調で書かれており、非常にわかりやすい表現を使っているのでさくさく読めます。(読むだけなら1冊を1日で読めると思います)
また予備校の先生にありがちな高圧的な態度もありません。
本文を読みながら注意したいのが、出てくる単語を端から一発で覚えようとするのではなく、「この時代はどんな時代だろう」ということを意識しながら読むことです。
これは特に大事なことなので強調しておきますが、歴史の勉強をする上で重要なのは、いかに的確に時代と地域の特徴を捉えるかです。
歴史の勉強と言うと、とかく単語を片っ端から覚える=暗記科目という印象が強いかと思います。
でも、そのイメージを少し疑ってみましょう。
単語の意味もわからず、出来事の因果関係も理解していないで、どんどん頭の中に言葉(字面)だけをインプットしようとしても、頭がパンクしてしまいます。
IQの高低に関わらず人間の脳はそこまでキャパシティが大きくないのです。
その代わりと言ってはなんですが、人間は考えることができます。
一見、無秩序に見えたり関連のない物事だと思ったとしても、そこに法則性や因果関係を見出せば、知識は定着し使いこなせるようになります。
少しまわりくどい言い方もあったかもしれませんが、このことを意識しているかしないかでのちのち学習効果が変わってきますので、是非留意していただきたいと思います。
さて、時代と地域の特徴を意識ながら読み進めていくとは言ってもまだ抽象性が高いので、もう少し掘り下げます。
例えば、今日は中国史の最初から隋唐時代までを学習するとします。
どんどん読んでいきます。
最初は中国という一つの地域に対して一つの王朝が対応しているので比較的すらすら読めてしまう可能性が高いですが、だんだん支配区域が分立して入り乱れてきます。
そうかと思うとまた統一王朝(秦・漢)が現れ、ほどなく分裂して再び隋から唐帝国にかけて統一されていきます。
これだけで混乱してしまいそうです。
ですがそのピンチがチャンスでもあります。
このときそのまま放置するのではなく、紙に書き出して自分の頭の中を整理することでぐっと基礎力が上がります。
「租庸調制と両税法ってなんだ?この違いはなんだ?そもそもなんだっけ?」
というような混乱であれば「ナビゲーター」でそれぞれの用語がどの流れで出てきたか確認し、紙に箇条書きにして、因果関係(これがあったからこういうことが起きたという関係)がもしあればそれも矢印で引っ張ったりして整理していきます。
このように時代の流れを頭に叩き込んだ後(だいたい3周はするつもりで見積もりましょう)、知識を正確なものにするため、「ナビゲーター」に付属としてついている冊子で問題を解きます。
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対策&勉強法②:資料集を活用する
「ナビゲーター」本文にそった簡素な問題なので、間違えたところを確認しやすいです。
また、メインは「ナビゲーター」で学習していきますが、世界史の場合は資料や地図問題も多く出るので学校で配布される資料集を必ず確認しましょう。
視覚的な情報も知識の定着の手助けになります。
予備教材として「世界史用語集」を挙げましたが、こちらは過去問などでわからない用語が出てきたときに辞書として活用することをおすすめします。
「ナビゲーター」の内容が頭の中に入っていれば、センター世界史は9割はとれます。
是非有効に活用していただきたいと思います。
対策&勉強法③:過去問演習を繰り返す
③の過去問に関しては実践問題として解くのですが、ここでもポイントがあります。
とにかく本試験の過去問はすべて解くこと。
自分で採点をし、得点をだすこと。
加えて、ここに一工夫するとさらに得点力がアップします。
それは、解くときに選択肢の間違っている部分に傍線を引き、自分で訂正することです。
そして答え合わせのときに間違っている問題は当然解説を読みますが、自分で訂正した箇所に自信がなければ解説を読みましょう。
重点的に勉強すべき分野
ひととおり流れを抑えたら、他の受験生が落としそうな分野を詰めます。
世界史では中国史とイスラーム史の正答率が低いです。
前者は王朝の変遷や文化の膨大な量、後者は支配地域の変化が掴みにくいようです。
「ナビゲーター」を反復学習し、資料集をこまめにチェックしましょう。
また東南アジアが一番曲者でなかなか頭に入ってこないので厄介です。
ただ東南アジアは毎年出題されるわけではなく、出題されても配点が低いので本番まで時間がなければ割り切るのも手です。
もし割り切れない場合は、東南アジアの地図の時代ごとに
自分で何も見ずに書く→資料集で確認→地図を書く→…のループによって克服できます。
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