青チャートのレベル/難易度と使い方&勉強法!例題だけで偏差値60!「基礎からの」評価/評判


青チャート

受験数学の参考書の定番「青チャート」について詳しく解説していきます!
筆者

記事と筆者の信頼性

・難関大学に理系受験で合格した人が記事を執筆

・早稲田大学卒の予備校講師が、さらに分かりやすく編集

・手元に青チャートを用意して、中身を見ながらレビュー

・編集者は予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導

数十年前の受験生から現在まで、最も有名な数学の参考書は「青チャート」でしょう。

受験の定番である青チャートはもちろん、あなたの成績を大きく伸ばしてくれる力を秘めています。

一方で青チャートのレベルをきちんと把握したうえで、正しい使い方で進めていかないと、数学が嫌いになってしまう可能性もあるんです。

ですからここでは、「青チャートの特徴とレベル」「偏差値を伸ばす使い方」の2点をメインに、詳しく解説していきます!

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青チャートとは?

青チャートの特徴まとめ表

青チャートは下の写真のように、「基本事項」を確認してから、例題を解いて解説を読むという流れで進んでいきます。

青チャートの構成と中身

青チャートが受験生から長く愛用されている理由である、3つの特徴をお伝えしましょう。

人気の3つの特徴

①1冊で教科書レベルから、国公立まで対応

②応用問題や解法テクニックを網羅している

③解説がとても詳しくわかりやすい

青チャートは1冊で教科書レベルの基本的な内容から、国公立大学の難しい問題までカバーできる優れもの。

応用問題や入試の「解法テクニック」までカバーされているので、色々な参考書に手を出す必要がありません。

そして問題数が多いにもかかわらず、1問1問の解説がとても詳しいので、疑問を残さずに先へ進んでいけるでしょう。

下の写真のように解答は別冊になっていて、解答だけでこれだけの分厚さがあります!

 

アプリで解説動画が見れる

数研Libraryというアプリで、青チャートの解説動画が見れます。

青チャートのアプリと解説動画

全章セットで3,000円ほど、1章あたり250円~500円ほどと値段は安くありません。

しかし解説動画を聞くことで、解いた問題をより深く理解することができます。

ニガテな章だけを購入して勉強するというのも良いでしょう。

 

青チャートのデメリット

青チャートのメリットはここまで挙げてきた通り、たくさんあります。

デメリットは「基礎が固まっていない受験生には向いていない」という点。

青チャートはかなり有名な参考書で、数学を選択している受験生の多くが手を出す1冊。

しかし基礎が固まっていないとほとんどの問題が解けず、挫折につながってしまう可能性があります。

偏差値でいえば最低でも55以上、教科書レベルの問題が解けるようでないと、戦っていくのは難しいでしょう。

まだ数学の基礎的な公式が暗記できていない場合は、代わりに白チャートや黄チャートなどから取り組んでください。

 

「いつから取り組めば良いの?」という質問も多いですが、時期よりも「基礎が定着したら」という基準で考えていきましょう。

高校3年生であっても、基礎が固まっていなければ青チャートに取り組むべきではありません。

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青チャートのレベル/難易度

例題167問、練習問題167問、Exercises110問、総合演習28問で合計472問もの問題数がありますから、全てマスターすればかなりの力になります。

青チャートの例題だけでも完答できるようになれば、教科書の基本問題レベルから、地方国公立大学・MARCH・関関同立の入試レベルまで対応出来ます。

例題以外の練習問題や応用レベルのExercisesもやれば、地方~中堅の国公立医学部医学科レベルにも対応可能と言って良いでしょう。

早稲田や慶應など難関私大とも戦える力がついてきますが、東大や京大などといった難関国公立大学にはまだ届きません。

文系の受験生であれば、青チャート「のみ」でかなり幅広い大学に対応できるようになります。

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白・黄・赤チャートとの違いと比較

白・黄・・青・赤チャートの違い比較

赤チャート>青チャート>黄チャート>白チャート

難易度が難しい順に並べると、上記の通り。

白チャートはかなり基礎的な問題が多くなり、数学が苦手な人が基礎固めをするのにとても効果的。

赤チャートは青チャートよりも難易度が高く、東大や京大を目指す人のための、かなりレベルの高い参考書になっています。

青チャートは難しい問題も出てきて、「受験の数学の登竜門」とも言える1冊になっています。

共通テストの対策に特化した「緑チャート」もあります。

青チャート1冊を完璧に固めて、大学入試の数学と戦える力をつけていきましょう!
筆者

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青チャートの最強の使い方&勉強法!

「全ての問題を完答出来るように」というのが大きな目標です。

数学の参考書は基本的に「解く→復習→全問を自力で解けるようにする」という流れになります。

初めは解けない問題も多いと思いますが、何周も復習をして自力で類題を解けるようにしていきましょう。

 

ステップ⓪心構え

チャート式の中身は、暗記しようと思ってはいけません。

チャート式を暗記しようと思いながら手をつけると、その多さに絶望し、一気にやる気をなくしてしまうでしょう。

暗記し切れるほど少ない量ではありませんし、少し違う角度から出題されたときに対応できなくなってしまいます。

理想は何度も解いているうちに自然と覚えてしまったという状態。

理解していくうちに自然と覚えた解法は、応用レベルの問題でも使えるようになっているはずです。

 

ステップ①基本事項の確認

まずはじめに基本事項を確認して、基礎を復習しましょう。

基本事項には各分野の基本的な公式・イメージ・定理などがまとめられています。

公式の導き出し方が載っている場合も多くあり、理解の助けになるでしょう。

うまく数学的な思考ができないというときは、基本事項に立ち返って、眺めてみるのも良いですね。

重要な公式がまとまっているので、テスト前の確認にもおすすめです!
筆者

 

ステップ②基本例題を完璧に

到達目標

各分野の基礎となる学力を身につけられる

共通テスト・日東駒専・産近甲龍レベル

チャート式では例題の右上に、5段階で難易度の目安が書かれています。

青チャートの例題のレベル・難易度

数学の勉強を始めたばかりの人はまず難易度1、2の例題を繰り返し解くようにしてください。

難易度が3以上のものは応用的な内容が入ってくるので、易しい例題が解けるようになってから取り組むと、スムーズに進めるはずです。

手が出ない問題については、最初は問題の下の「指針」を見て、自力で解いてみてください。

それでも難しいようであれば、解説をじっくりと読み進めて理解しましょう。

つまずきやすいポイントについては、右側で解説されています。

青チャートの解説

ポイントも参考にしながら、焦らずゆっくり解読していきましょう。

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ミスした問題にチェック

ミスした問題には必ずチェックをつけて、何周も復習するようにしましょう。

2周目、3周目と全ての問題を解くのは、かなりの時間がかかってしまいます。

2周目以降の復習は、ミスした問題だけに絞って、弱点を強化するようにしてください。

ニガテをピンポイントで潰していくことで、効率的に全ての問題に回答できるようになります。

 

解説を書いて勉強しよう

急いでいる場合は読むだけでも構いませんが、可能であれば自分の手で同じ答案を書きながら読み進めましょう。

手を動かしながら理解することで、読みだけよりもはるかに記憶に残りやすく、効果的に学習することができます。

またこの時、つまずいたところや理解に苦しんだところについては蛍光ペンを引くなどして、後から見返した時に以前の自分が何に悩んでいたのかをわかるような痕跡を残しておきましょう。

 

練習問題にも挑戦

ページ下部の練習問題は、例題をやや難しくしたような問題になっています。

こちらも基本例題がすらすらできるようになるまでは後回しで大丈夫ですが、基本問題がある程度理解でき、解説を見なくとも手が動くようになったら練習問題に挑戦してみましょう。

 

練習問題を解く時は、基本問題の内容を思い出しながら、同じような切り口から解放を導けないか考えながら解いていきます。

もちろん全く同じ手法を使うだけでできるわけではありませんが、重要となる考え方は同じです。

思いつかなかったテクニックが含まれていた場合は、基本例題同様、解答に蛍光ペンを引くなどしてつまずいたところを明確にしておきましょう。

 

コラムも読んでみよう

青チャートには章や単元の終わりなどに、「補足事項」や「参考事項」といったコラムが掲載されています。

コラムにはその分野の発展的な内容について書かれています。

教科書には書いていないような、かなり発展的な内容にはなりますが、難関大学の入試では出題される可能性があります。

難関大学を目指す受験生は、ぜひコラムにも目を通しておいてください。

「解法を覚え込まなければ」と必死になる必要はありません。

こんな考え方もあるのか、と参考にする程度で十分なので、息抜きも兼ねて読んでみましょう!
筆者

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ステップ③難しい例題へ進む

到達目標

応用的な問題の解き方がわかる

地方国公立・MARCH・関関同立レベル

基本的な例題に慣れてきたと感じたら、難易度3以上の応用問題・発展問題にも挑戦してみましょう。

難易度3辺りから、本格的に長い途中式の出てくる、高校らしい問題が出てきます。

恐らく難易度1、2のものと違い、かなりきついと感じるのではないでしょうか。

しかし青チャートでは、「応用問題・入試問題を解く際の「定石・基本的解法テクニック」を習得する事が目的ですから、解き方を知らなかったら答えをどんどん見てOK。

例題を見て、一瞬で解法が思い浮かばなかったら「即」答えを見て、解き方の道筋を理解して、最終的には「この問題ではこういう方針だ」という事を覚える事を私はお勧めします。

解法を知らなければ解けないので、そこで時間をかけすぎてももったいないからです。

 

青チャートは「基本解法テクニックの解法辞典」のような参考書というイメージで、取り組んでいきましょう。

例題だけでも完璧にしていけば、MARCHや中堅国公立レベルの大学と戦う力はガッチリと固まります。

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ステップ④最後にExerciseへ

到達目標

複合的な問題にも対応できる

地方〜中堅の国公立医学部・早稲田慶應の入門レベル

例題・基本問題・練習問題がある程度解けるようになった上で、さらに難易度の高い問題に挑戦したい人は章末にあるExerciseに挑戦しましょう。

Exerciseは入試問題やそれに改定を加えた問題が揃っています。

難易度はかなり上がりますが、基本となるのは例題で学んだ解法です。

わからないと思った時は、ヒントを頼りに進めてみましょう

ヒントにはその問題を解くのに使う考え方が書かれた例題・基本例題が書いてあります。

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Exercises問題はじっくり取り組もう

Exercisesを解く時は例題や基本問題の時と違って、時間をかけて解いても構いません。

身につけた考え方をどう活用すれば良いか、じっくり考えながら解きましょう。

基本をしっかり覚えていたとしても、初見ではなかなか解けないことも多いです。

解けなかった場合は「この問題を解く上で、自分に足りなかった力や考え方は何なのか」を明確にすることが大切です。

「ここがわかれば後は解けた」という部分があるはずなので、それを解説に書き込んでおきましょう。

Exercisesも例題や基本問題と同様に、繰り返し解くことで力がつきます。

ミスした問題を中心に、何周も復習するようにしましょう。

 

青チャートの勉強がどうしてもしんどい人へ

青チャートの「辞書のようなつくり」が、万能である一方で、専門書のような堅苦しさを感じる人もいるでしょう。

そういった人には、下記のような講義形式の参考書がおすすめです。

講義型の参考書

・坂田アキラの面白いほどわかる(とける)本  (KADOKAWA/中経出版)

・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学 (マセマ)

・細野真宏の数学がよくわかる本 (小学館)

講義形式の参考書は、予備校の授業のような形で進んでいくので、とても分かりやすいです。

イチオシは「坂田アキラの面白いほどわかる(とける)本 」 。

レイアウトに癖はありますが、非常に分かりやすい解説をされています。

講義形式の参考書は「網羅性」という点では青チャートに劣りますが、モチベーションは保ちやすく、数学が苦手な人には特におすすめです。

「青チャートへのつなぎ」「青チャートの補完」といった使い方をするのもよいでしょう。

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青チャートは何周やれば良いの?

「青チャートは何周取り組むべきですか?」というご質問を良く頂きますが、何周という回数にあまり意味はありません。

それよりも全ての問題を完答できるようにすることを、一番の目標と考えてください。

初見で解けた問題を何周しても時間の無駄になってしまいますし、ミスをした問題にチェックをつけて、何度も復習することが大切です。

自分がニガテなポイントはノートに書き込むなどして、弱点を徹底的に克服してください。

全ての問題を自力で解けるようになれば、大学受験のある程度難しい数学の問題にも対応できるようになり、1ランク上に進めるでしょう。

 

青チャートが終わったら次は

青チャートを正しい使い方&勉強法で完璧にこなせば、ハイレベルな力が身についています。

基本的な解法テクニックは全て習得していますから、すぐに志望校の過去問に取り掛かっても構いません。

ただ旧帝国大学や有名国公立大学などを目指す受験生は、青チャートだけでは過去問とのギャップを感じてしまうかもしれません。

必ず演習用の参考書を勉強をしてから、過去問に取り組みましょう。

おすすめ演習用参考書

・理系数学の良問プラチカ(河合出版)

・やさしい理系数学(河合出版)

・数学 問題精講シリーズ(旺文社)

これらの演習用の問題集は、青チャートと過去問のレベルのギャップを埋めるための問題集としてとても効果的です。

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1対1対応の演習

1対1対応の演習

青チャートからつなげる参考書として有名な参考書として「1対1対応の演習 (東京出版) 」があります。

1対1対応の演習は「演習書であると同時に、上級解法集」としての意味合いも強いです。

「1対1対応の演習」から更に難易度が高い、「新・数学スタンダード演習」「新数学演習」、あるいは、河合出版の「やさしい理系数学」「ハイレベル理系数学」などにつなげるための参考書ですので、さらに上のレベルを目指す人におすすめです。

 

赤チャート

赤チャート

青チャートの1ランク上の参考書として、「赤チャート」があります。

青チャートにはないハイレベルな問題が収録されていますが、基本・応用問題では青チャートと内容が被っている部分が多いので、別の参考書を使うことをオススメします。

赤チャートは数学が好きなマニア向けという位置づけですからね。

 

ここまで紹介した演習用の参考書を解く時も、青チャートは手元に置いておいて構いません。

わからない時に、どんな解法があったのかを思い出す、という意味で青チャートを見直していきましょう。

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青チャートのレベルと使い方まとめ

ポイント

・基礎が固まっていないと、青チャートは難しい

・1冊完璧にすれば、中堅国公立やMARCHに対応できる

・まずは例題を完璧に固めていこう

・ミスした問題には必ずチェックをつけて、二度とミスしないように





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