東京大学理科三類の英語の傾向
まずは東京大学理科1類,2類の対策法をご覧いただき、基本的な勉強法をご確認ください。
そのあとでこちらの記事で理科3類の対策法をご覧ください。
理科3類入試において、英語は決して落とせない科目です。
理科1,2類は正直「点の取りやすいリスニングで30点+ライティングをミス無く無難にこなして15〜20点+他の点をかき集めて10〜15点」の計60点程度でも、他教科で十分巻き返せるのが現状です。
ただ理科3類に関して言えば、この考え方は捨てるべきです。
なぜなら理科3類受験者のほとんどが英語で高得点を狙ってくるからです。
英語は単語を含め積み重ねてさえいれば点を取れるという側面も大きく、その点中高一貫教育を受けていた受験生や浪人生は確実に英語で点をかき集めてきます。
理科3類は特に有名私立高校からの受験が多いという特徴もありますから、英語は「高得点を期待できる」ではなく「高得点でなくてはいけない」教科です。
その点から考えると理科3類に関して言えば、安定して80〜90点(これ以上は帰国子女以外でもまれだと言われています)を叩き出せるようになることが必要となります。
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東京大学理科三類英語で高得点を叩き出す対策&勉強法
もちろん理科1,2類同様に簡単な英文の読み書きやリスニングを総合的に鍛えるのがベースの勉強法ですが、理科3類受験者に関しては、「英語の小説を何冊か読む」ことをオススメします。
過去問を分析して分かる通り東大英語においては大問2,3のライティング・リスニングは比較的点が取りやすく、大問1,4は毎年難易度の変化も形式の変化も少ない、過去問慣れが高得点につながる問題となっています。
実際これらは地力で対処できる局面も多いので、とにかく形式にさえ慣れてしまえば高得点が期待できるでしょう。
ただ大問5に限っては毎年予測がつきませんし、分量や難易度も年によってまちまちです。
それに加えて小説は地の文の中に突然登場人物の感情が放り出されていたり、登場人物がたくさんだったりすることもあります。
しかし日常の英語の勉強や一般的な参考書では、小説の対策はできません。
どの問題文もだいたい論説文やエッセイだからです。
だからこそ、思い切ってまとまった小説を1冊でもいいので読んでみてください。
1冊読むとなると登場人物も多く、表現も様々で、あなたの知らない語もたくさん登場するでしょう。
オススメは「ハリーポッター」シリーズです。
このシリーズなら日本語でストーリーを知っている人も多いのに加え、表現も中身も参考になるものばかりです。
読めば読むほど、あなたの英語力は「総合的に」鍛えられていくんです。
東京大学理科三類英語の対策&勉強法まとめ
もしかすると「本を読め!」というだけではアドバイスになってないよ、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし東大英語において、本質的に対策が遅れやすく、得点が安定しないのはやはり大問5なんです。
一般的な問題集で練習して地力が付いてきた受験生なら大問1〜4はなんとか乗り越えられますが、大問5が普段の学習で自然と対策できている、ということはめったにありません。
だからこそ馬鹿らしく思えても、一度「小説を読む」というのを実践してほしいと思います。
小説慣れは英語の点数の安定、ひいては理科3類合格に大きく近づくための第一歩なのです。
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