高校世界史のヘレニズムと理解するための勉強法
高校世界史のヘレニズムは頻出事項!
高校世界史ではヘレニズムは必ず学ぶ範囲で、大学受験でもよく出ます。
難関大学だけでなくセンター試験でも出題されることがあります。
文化を学ぶのは少し面倒かもしれないですが、よく出るのでしっかり覚えましょう。
そもそもヘレニズムってなに?
時代区分としてのヘレニズム時代は、アレクサンドロス大王が亡くなってからプトレマイオス朝エジプトが滅亡するまでの約300年間を指します。
そしてヘレニズムとは、古代ギリシア時代において前4世紀にアレクサンドロス3世が東方遠征に行ったことで、ギリシア文化とオリエント文化が融合して形成された文化のことを指します。
ヘレニズム文化は主に哲学、自然科学、美術の3つに分けられます。
一つ一つ丁寧に覚えていきましょう!」
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ヘレニズム【哲学】
ヘレニズム時代ではポリスが衰退し、コスモポリタニズムという普遍的な生き方や哲学が求められるようになりました。
代表的な哲学としてはストア派、エピクロス派。
ストア派はゼノンという哲学者が唱えたもので、禁欲による幸福を求め、理性に従うことを基本理念としました。
またエピクロス派はその名の通りエピクロスという哲学者が、肉体ではなく精神的な快楽を求めた学派のことです。
ヘレニズム【自然科学】
覚えておくべき自然科学者は2人います。
1人目はユークリッドの互除法で有名な、エウクレイデス(ユークリッド)。
名前が憶覚えづらいですが、何度も声に出して覚えましょう!
2人目は物理学などを研究したアルキメデス。
てこの原理や浮体の原理を発見した有名な自然科学者であり、この2人は常識的なレベルなので、ぜひこの際に覚えておきましょう!
ヘレニズム【美術】
ヘレニズム時代は彫刻に優れた作品が多く、特徴としては正面から見たときだけでなく多方面からみられることを意識した空間的な美しさがあります。
有名な美術作品としては「ミロのヴィーナス」「ラオコーン」「瀕死のガリア人」「サモトラケのニケ」があります。
おすすめの勉強法
ヘレニズムは文学史なので、記述というよりも正誤判定や空欄補充で出ることが多いです。
そのため教科書やノートをよく見て、単語をしっかり覚えましょう。
世界史の勉強すべてに言えることですが、カタカナを覚える際は、必ず声に出して覚えてください。
声に出すことで、書いて覚えるよりも早く自分の頭に単語をインプットできます。
そして必ず、人物とその人が何をやったかをセットで覚えることも大切。
例えば、ヘレニズムの哲学の場合、ストア派-ゼノン-禁欲、エピクロス派-エピクロス-精神的快楽という感じ。
正誤判定や、空欄補充問題が多く出るため、全体の流れを覚えるというよりも単語をつなげて覚えるのが効果的。
また美術においては作品の写真を絡めた問題が出題されることが多いです。
資料集や教科書に載っている作品の写真を見て、なんという名前の作品か答えられるようにしておくと良いでしょう。
高校世界史のヘレニズムと理解するための勉強法のまとめ
ここまでご紹介した通り、ヘレニズムとはギリシア時代の文化のことで、覚えることは少し多いです。
ただ常識として知っておくべきことも多く、教養が身につく分野となっています。
文化史はどうしてもおろそかになりがちですが、意外とよく出題されるので、しっかり頭に入れておきましょう!

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