立命館大学理工学部の物理の傾向
当学部は例年大問3つで構成されており、大問1つに1分野となり、融合問題はありません。
力学・電磁気が必出となり、残りが波動もしくは熱力学どちらかが出ます。
文章中の空欄箇所で求められている記号もしくは計算結果を解答する形式であり、大問1つにつき約10問程度の問題数です。
問題は標準レベルですが、具体的な数値を求める問題より文字式を求める問題が多いです。
なぜなら、大学側が求めている力は、実際の物理現象を文字式に置き換えることができる力だからです。
本学部の問題内容は身近な問題を取扱うことがあります。
例えば、「天体と宇宙船の等速円運動」「水面に浮かぶ円柱の力学」などです。
その文章だけを読むと毎年傾向がつかみづらく、対策しづらいように見えるかもしれません。
しかし、外見が異なっていても求められている力は、物理現象を理解して文字式に置き換えるという例年変わりないものです。
また、それぞれの小問は細かい計算を求めているわけではないですが、限られた誘導文から物理現象を正しく理解し、文字式に落としこむための思考力が必要な問題が散見されるので、スピーディな思考力が求められます。
立命館大学理工学部の物理の対策&勉強法
対策&勉強法①力学・電磁気は集中対策
まず、必出の力学・電磁気は優先的に対策をしましょう。
本番までに時間が限られているとしても、融合問題が出ないので、まんべんなく学習するより、2つの分野を特に集中対策したほうが全体の点数を稼げる可能性が高いです。
たとえば、力学8割、電磁気7割、他4割として全体の正答率を合格ラインに乗せるようなイメージで学習時間を分配するといったかんじです。
対策&勉強法②作図を正しく行うことが重要
さて、力学問題を解くプロセスで最初の大事な一歩は、当大学に限らず「作図」です。
個々の物体に関わる力のベクトルを記述することは当然として、そのベクトルの大きさ、向き、角度も問われている物理現象を正しく反映することです。
たとえば、物体の重心に重力ベクトルの開始点がない、作用反作用の関係にある力どうしの大きさが不釣り合いである等です。
具体的な数値を扱わない文字式ばかりだからこそ、余計に気を使って正確な作図を心がけるべきです。
当大学問題でも、正確に作図をしていれば、続けざまに解答できるメリットがあります。
さらに、身近な物理現象を文字式に置き換える力とは、まさに作図力を指していると言えます。
ただ、公式を覚える作業が問題を解く力をつけるわけではありません。
作図を正しく行い、そこに記されている力どうしの関係性をあらわすものが公式です。
ですので、過去問を解く際もまずは作図を正しく行うことに重きをおいて取り組んでください。
そうすれば、身近な物理現象を扱ったどんな問題でも、図に素早く反映する力がついて大きな得点源になります。
力学について少々多く語ってしまいましたが、電磁気やその他分野においてもその現象を正しく理解し、図に反映することは大事です。
当大学の電磁気問題では、回路図が与えられますが、必ず自分でもう一度わかりやすくその回路図を書き直すことをおすすめします。
加えて、作図した段階でわかる情報から電位の式をたてることです。
式が何もない状態から考え始めるよりも、問題文内容を整理しながら進めていくことができます。
当大学は、特別な物理の力を求めているのではありません。
基本に忠実な物理思考から始めればよいので、上記の習慣をベースにして典型問題を繰り返し解くことで対応できるようになるでしょう。
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