大阪大学理学部化学傾向と難易度
例年、出題される大問は4題ですが、もう一科目の理科と合わせて解答しなければならず、解答時間は2科目で150分となります。
出題形式は、基本的に空所補充形式、小問形式となっています。
小問形式では、答えだけでなく計算の途中過程を記述させるものが出題されています。
また、ある現象が起きる理由や、ある実験を行う理由を記述させる論述問題も出題されます。
この論述問題については、マス目による字数制限や解答欄の枠内で答える形式が見られます。
出題範囲は、化学基礎・化学となっています。
理論化学、有機化学の2分野が頻出分野です。
無機化学については、出題されない年もあります。
また、出題されたとしても、残り2分野との複合問題になっていることが多く、無機化学のみで大問として出題される可能性は低いです。
各分野の出題それぞれが思考力を要求する問題ばかりで、非常によく練られた問題となっています。
知識が頭に入っているだけ、公式を当てはめれば問題が解けるだけでは解けない問題ばかりです。
論述問題に関しては必出ですが、その他の出題傾向に大きな偏りは見られず、年によって変化するのが大阪大学理学部の特徴の一つです。
計算問題が多い年もあれば、描図問題が出題されることもあります。
いずれにしても、表面的な理解では太刀打ちできませんので、基礎は押さえた上での思考力、応用力を身につけていく必要があります。
出題のレベルは、国立大学2次試験の中では高めです。
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大阪大学理学部の化学の対策&勉強法
対策&勉強法①化学の基礎力を固めよう
大阪大学理学部の化学問題は、化学の基礎力を身につけた上で、思考力、応用力が求められます。
したがって、まずは教科書を活用して基礎的な知識を頭に入れ、現象についての理解を深めましょう。
特に理論分野については、無機分野、有機分野との融合問題が多く、出題の軸になっています。
なぜそうなるのかが理解できていなければ解けない問題も出題されますので、丸暗記するのではなく、絶対に『なぜ』を解決していく必要があります。
無機分野、有機分野についてはまず知識が必要となりますので、すべての知識や反応を頭に入れてしまいましょう。
有機分野は出題頻度が高いので、何度も何度も復習して、反応の流れを瞬時に答えられる状態にしておきましょう。
また、実験関連の問題も出題されるため、実験に関する記述についても、なぜそのような手順を踏むか、なぜその実験器具を使用するのかを理解しておきましょう。
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対策&勉強法②問題演習で実力を練成しよう
教科書で基礎力を身につけたら、問題演習で実力練成しましょう。
大阪大学理学部の化学問題は全体的に難易度が高めです。
問題集のレベルは標準~高難度の問題が収録されているものを選びましょう。
標準レベルとハイレベルの問題集を2冊に分けても構いません。
理論分野であれば、特に化学平衡に関しての問題を重点的に演習しましょう。
難易度が高めの単元であり、かつ出題頻度も高めです。
また、上述した通り、大阪大学理学部では他分野との融合問題がよく出題されますので、満遍なく学習しておくことももちろん必要です。
有機分野は、構造決定に関する問題がほぼ必ず出題されます。
様々な問題に触れて、構造決定に関しての考え方や計算方法などを修得しておきましょう。
また、大阪大学理学部の有機分野の問題は、とても得点差がつきやすい問題です。
様々なタイプの問題に触れて、思考力を養成しましょう。
無機分野に関しては、標準レベルの問題演習だけでも十分です。
無機だけの難問はあまり出題されませんので、基本事項を使った標準問題をスラスラと解けるようにしておきましょう。
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対策&勉強法③過去問演習で総仕上げ
問題演習まで完了したら、大阪大学理学部の化学問題を実際に解いていきましょう。
基礎的な問題は絶対に取りこぼさないようにし、そのうえで大阪大学理学部特有の思考力、応用力を求める問題の傾向をつかんでいきましょう。
大阪大学理学部の化学を分析している過去問集も市販されているので、そういったものを活用するのも有効な手段です。
何度も復習して、要求されるレベルの思考に慣れておきましょう。
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