マスターオブ整数のレベル/難易度と使い方&勉強法!評価/評判も【東大京大東工大】


受験数学の参考書の定番「マスターオブ整数」について詳しく解説していきます!
筆者

記事と筆者の信頼性

・難関大学に理系受験で合格した人が記事を執筆

・早稲田大学卒の予備校講師が、さらに分かりやすく編集

・手元に「マスターオブ整数」を用意し、中身を見てレビュー

・編集者は予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導

 

マスターオブ整数とは

マスターオブ整数の特徴まとめ表

マスターオブ整数はその名の通り、「整数」の強化に特化した問題集。

難関大学の入試問題では毎年のように、整数の問題が出題されています。

マスターオブ整数で整数の分野を徹底的に固めることで、得点力を伸ばしましょう!
筆者

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マスターオブ整数の目次

マスターオブ整数は、第1部から第4部に分かれています。

目次

第1部:問題編&解答編

第2部:公式・イメージ・手筋のまとめ

第3部:大学入試演習

第4部:興味深い問題の演習

第1部は公式などの要点の説明と練習問題。

第2部は公式や回答の手順が詳しくまとめられています。

整数問題へのアプローチの仕方が簡潔にまとまっているので、辞書としても活用できます。

第3部は大学の過去問から抜粋された問題を解いて、実践的な回答力を鍛える章。

第4部は発展的な内容でかなり難易度が高く、大学受験レベルを超えています。

もっと数学を深く勉強してみたい人や、数学オリンピックなどに将来的に興味がある人以外は、手を付けなくても良いでしょう。

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全体的に無機質な問題集

マスターオブ整数は少し古い問題集だということもあり、白黒印刷で全体的に無機質な印象を受けます。

現代のカラフルで楽し気な参考書とはかなり雰囲気が異なるので、好き嫌いが大きく分かれるでしょう。

書店に足を運んで中身を見て、自分に合うかを見極めてから購入することをおすすめします。

 

マスターオブ整数のレベル/難易度

マスターオブ整数は整数を深く掘り下げる問題集なので、レベルも高いです。

「数学は共通テストでしか使わない」という人や、「難関大学は目指していない」という人には、オーバーワークになってしまう可能性が高いです。

文系であれば「東大・京大・一橋大学」などの、難しい整数問題を出題する難関国公立大学。

理系であれば旧帝大や東工大などを志望する人に、おすすめの問題集です。

マスターオブ整数をやりこむことで、「大学受験の整数は自分の武器だ!」と言えるくらいまで、力を伸ばせるでしょう。

 

マスターオブ整数に取り組むうえで、求められるレベルも高いです。

しっかりと基本的な部分を学んだうえで、さらにレベルアップするために取り組みましょう。

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マスターオブ整数の使い方

一通り数学の勉強を終えてから、マスターオブ整数に取り組んでいきましょう。

マスターオブ整数はあくまで「整数をより深く勉強する」ための問題集であり、大まかな数学の勉強を終えてからステップアップしてください。

 

ステップ①第1部&第2部を勉強

第1部は基本的な問題から少し難しい問題まで、受験レベルの問題がたくさん収録されています。

第2部では「公式の実践的な使い方」が学べるので、こちらを参考にしつつ、取り組んでいくと良いでしょう。

例えば下の写真は素因数分解の章ですが、かなり詳しく解説されていることが分かります。

マスターオブ整数の中身

入試の整数問題はパターンが決まっているので、(あまりで分類、範囲で絞り込みなど)一通り触れておくことがとても大切。

重要なパターンを学んでおけば、様々なタイプの整数問題に対応できるようになります。

 

徹底的に復習しよう

第1部の問題は受験で頻出で、マスターオブ整数の中でも最も大切な章です。

まずは初見で解いて丸付けをして、ミスをした問題に必ずチェックをつけましょう。

解説が詳しいのでじっくり読みこんで、何周も解き直しをしていきます。

第2部も参考にしつつ、「全ての問題がスラスラ解けるようになった!」と自信を持って言えるまで、やりこんでください。

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ステップ②第3部の演習

第1部はひとつの公式につきひとつの問題、という形でした。

しかし本物の入試問題はもっと複雑です。

ひとつの問題を解くために、いくつかの公式を使うことも多いです。

その対策として第3部に取り組んでみましょう。

第3分は下の写真のように、問題のレベルが高いですが、解説がとても詳しいです。

マスターオブ整数の第3部

問題を解き解説を読むことで、実践的な力を磨くことができます。

こちらもミスした問題にはチェックをつけて、「解答・解説を暗記してしまう」くらいまでやりこみましょう。

入試で頻出の良問ぞろいですから、難関大学を攻略する懸け橋となります。

どうしても時間がない場合は、第1部&第2部のみを勉強し、過去問に入るのもOKです。
筆者

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第4部は余裕がある人だけ

冒頭でもお伝えしましたが、第4部はかなり難易度が高いです。

受験まであまりやることが無い人や、とにかく数学を極めたい人におススメ。

ただコストパフォーマンスはあまり良くないので、優先順位は低いです。

大学入試を終えてから、取り組むというのも良いでしょう。

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マスターオブ整数のレビューまとめ

ここまでお伝えした通り、マスターオブ整数はレベルが高く、簡単に解ける問題はあまりありません。

だからこそ1冊を徹底的にやりこむことで、力を大きく伸ばすことができるんです。

何となく取り組んでもほとんど効果は無いので、何周も復習して、自分の力にしてください。

ポイント

・「整数」に特化したハイレベルな問題集

・解説はとても詳しいが、全体的に無機質

・まずは第1部を完璧に固めよう


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