大学入学共通テストの英語の第1問&第2問の解き方のコツと対策法!手紙や広告のテクニック


大学入学共通テストの英語の第1問&第2問

大学入学共通テストの英語はセンター試験と比べて形式も大きく変わったので、問題の解き方や戦略も変えていかなければいけません。

受験生から「大学入学共通テストはどう対策すれば良いですか?」というご質問も、たくさんいただいています。

そこで予備校講師である私が、実際に大学入学共通テストの2年分の英語のプレテストを解きながら、解き方を詳しく解説していきます!

ここでは英語の筆記試験の第1問&第2問の傾向と解き方をお伝えします!

記事と筆者の信頼性

・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格

・予備校講師として、最新の受験のシステムを常にチェック

・共通テストの問題を実際に解き、詳しく解説

・これまでに2,000人以上の受験生を指導

 

共通テストの英語の第1問の傾向の解説

第1問はA問題とB問題に分かれています。

A問題は2問、B問題は3問。

回答時間の目安はA問題が3分、B問題が5分の合計8分。

どちらも短めの広告文や手紙、スケジュールなどが登場します。

数値や時間、日程、人名など明確なデータが含まれていて、これらが問題を解くカギになっています。

イメージは下の広告のような形です。

「いつパーティが開催されますか?」などと言った質問が問われるケースが多いです。

サッと解ける問題が多いので、スピードを意識して一気に解き進めましょう。

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共通テストの英語の第1問の解き方のコツ

設問を読んで答えを探す

共通テストの英語の解き方

A問題、B問題共に「設問で問われたことの答えを、ピンポイントに探しに行く」という形になります。(スキャニングと言います)

冒頭から全て読んでから設問を解こうとすると、細かい部分が抜けてしまっていて、また読み直さなければいけない可能性が高いです。

共通テストは時間の制限が厳しいので、「答えを探す」という意識で解いていきましょう。

設問に「人名・日付・時間・固有名詞」などがある場合は、文章の中からこれらのデータを見つけ、その付近から答えを探ってみてください。

また[when]や[where]と言った疑問詞がある場合は、その答えとなりそうな部分を探していきましょう。

例を挙げてみます。

When is the next sporting event?

→「いつ」「スポーツイベント」があるのかを探す。

Who will participate in the planning meeting?

→「だれ」が「企画会議」に参加するのかを探す。

設問で上の英文のようにキーとなるポイントがあったら、それをヒントに解いていきましょう!

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設問の順番と答え

基本的には先に問われる質問ほど、文章の前半に答えがあり、後半に問われる質問は後ろに答えが隠れているケースが多いです。

「1問目の設問を読む→答えを探しながら文章を読む→答えが見つかったら2問目へ」という流れで進めていくと、効率的に解き進められます。

 

答えが見つからない場合

答えが見つからない場合は、「全体を読まないと解けない」問題の可能性があります。

ひとまず最後まで文章を読んで、全体の内容を理解してください。

それからもう一度問題を解いてみると、様々な内容がヒントが頭に入っていて、解けるケースもあります。

それでも回答が分からない場合はチェックをつけて、後回しにしてください。

第1問で時間をかけてしまうと、第2問以降の問題に回せる時間が少なくなり、最後まで解き終われなくなってしまいます。

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共通テストの英語の第2問の傾向

第2問もA問題とB問題に分かれています。

どちらも5問ずつ出題されていて、回答時間の目安は7分ずつで合計14分。

「事実と意見」「賛成と反対」などを見分けたうえで、回答する問題が出題されています。

情報をしっかりと整理した上で、理解する力が求められます。

 

また2018年に行われたプレテストでは、「ダブルパッセージ」といって、2つの文章の内容を踏まえたうえで回答する形式も出題されています。

この形式はTOEICで出題されているもので、多くの情報を整理して理解し、適切な回答を選んでいかなければいけません。

共通テストの英語の筆記テストのダブルパッセージ

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共通テストの英語の第2問の解き方のコツ

第2問:A問題の解き方

A問題は第1問と同様に、レビューや広告などの情報を読み取っていく問題。

第1問よりも内容が複雑になり、簡単に答えが探せないケースもあります。

「人名・日付・時間・固有名詞」などが設問に書かれている場合は、それをヒントに回答を探していきます。

明確な情報がない場合は、「設問の内容を深く理解して頭に入れた」したうえで、答えを探しながら文章を読んでいきましょう。

 

第2問:B問題の解き方

B問題は学校の掲示物や手紙など、少し長めの文章を読む形式。

タイトルがある場合は大きなヒントなので、先に目を通しておくと文章が読みやすくなります。

B問題も「設問→答えを探しながら読む→次の設問へ」という流れは変わりません。

しかし文章の一部を読むという形ではなく、文章全体の流れを理解しながら解き進めていきます。

 

設問では「事実と意見」「賛成と反対」というように、分けて問われる可能性があります。

例えば「~に関して、事実を述べなさい」という問いであれば、客観的な根拠に基づいた内容を選ばなければいけません。

文章に意見が書かれていて、それに合致する選択肢があったとしても、事実でなければ正解ではないということです。

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ダブルパッセージの注意点

ダブルパッセージといって、2つの文章を読んで設問に答える場合。

設問の答えがなかなか見つからない場合は、もう1つの文章に答えが隠れているケースが多いです。

「答えが見つからない・・・」とずっと1つの文章を読んでいると、いつまで経っても回答できず、大幅なタイムロスになってしまう可能性があります。

「ダブルパッセージの場合は、答えが見つからなかったらもう1つの文章を読む」と頭に入れておき、すぐに切り替えられるようにしましょう。

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共通テストの英語の第1問&第2問の解き方まとめ

第1問、第2問は合計22分と、スピーディに解き進めなければいけません。

しかし時間ばかりを追い求めて、小手先のテクニックに頼った解き方をしてしまうと、成績は伸びません。

日ごろから英文を読む力を徹底的に鍛えていき、徐々にスピードを上げていきます。

トレーニングで培ってきた土台をもとに、共通テストの問題演習に取り組んでいきましょう。


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