キムタツリスニングシリーズの特徴
「キムタツリスニング」シリーズは、基本的に東大受験を前提とした参考書となっています。
形式、放送時間、スピード等どれをとっても東大を意識したつくりですから、東大受験生のバイブルだと言っても過言ではありません。
その背景には、「東大の英語リスニング 15カ年」として販売されているリスニングの過去問は少し本番音声より遅い、ということがあります。
どうしても緊張するとリスニングの音声はいつもより速く聴こえてしまいます。
その点でキムタツリスニングのスピードに慣れておくことが重要です。
注意として、現在の東大英語リスニングは、解答用紙の変更に伴って、リスニングでディクテーションが出題されていません。
一方キムタツリスニングではディクテーションが問われていることもあります。
その点では現在の東大入試とは少しズレる部分もあります。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
キムタツリスニングシリーズのレベル
リスニングは聴いた音を瞬時に理解する力が問われます。
つまり基本的な知識をインプットして、ある程度の英文を読める力がついていないと、BGMを聴いているのと変わらなくなってしまうんです。
街中で洋楽のBGMを聴いても、全く理解できないのと同じですね。
ですからリスニングのトレーニングをする前に、まずは基本的な英語の勉強をしておきましょう。
「キムタツリスニング」シリーズは難易度別にBASIC、赤(無印)、SUPERの計3冊に分かれた構成となっており、基本的にはBASICから順番にこなしていくのが良いでしょう。
ある程度リスニングの力が身についている受験生については、必ずしもBASICから3冊全て取り組む必要はありません。
自分の実力を考慮し、レベルに合った活用法を心がけてください。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
「キムタツリスニング」の効果的な使い方&勉強法
使い方ステップ①まずは問題を解こう
まずは問題を解きましょう。
消去法やちょっとしたテクニックを使ってもOK。
入試本番と同じ気持ちで解きましょう。
大切にしてほしいのが、「本番を想定した環境で取り組む」ことです。
おススメなのが、「スピーカーから音を流す」こと。
センターリスニングは専用のイヤホン(またはヘッドセット)から音を聴くことができますが、東大では教室のスピーカーから音が流れます。
大きい教室(法文1号館など)では反響音もひどく、普段からイヤホンで音を聴いていると、本番焦ってしまいがちです。
またイヤホンで聴いている方が音がクリアに聞こえるため難易度が下がってしまいます。
できるだけスピーカーから流れている音に慣れるために、「音はスピーカーから」を徹底してください。
また、「雑音」を意図的に流すのも効果的。
SUPERでは雑音も収録されていますが、赤(無印)には収録されていません。
そこで、ぜひ YouTube などにアップロードされている「試験会場の雑音」のような音声を検索・再生しながらリスニングに取り組んでみてください。
本番も動じないハートを鍛えることができますし、何より集中力、聴解力を向上させることができます。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
使い方ステップ②答えを見る前に、もう一度解こう
「この問題が自信がないなぁ」というときは、答えを見る前にもう一度解きましょう。
該当の問題に注意して音声を聴くと、今まで理解できなかった部分が聴きとれることもあるはずです。
その時に自分のニガテが発見出来たり、音声を聴くポイント、問題を解くコツがわかったりします。
ここがリスニングの力を上げるカギでもあるので、必ず行いましょう。
使い方ステップ③音声に集中して聴こう
目をつぶって、音声にだけ集中して聴いてみましょう。
音声をストーリーとして、話を楽しみながら聴いてください。
そのストーリーの要点を、サッとで良いので書きましょう。
要点となる部分は問題にもなりますので、得点力アップにつながります。
またそれだけでなく、要点を捉えながら英語を聴けるようになるので、リスニングの力が上がりますよ。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
使い方ステップ④スクリプトを見ながら聴こう
スクリプト(英文)を見ながら、音声を聴きましょう。
そうすると聴いた音を認識できるようになります。
この作業を様々な英文を使って行うことで、認識できる音を増やしていきます。
繰り返せば繰り返すほど、リスニングの力が上がっていきます。
使い方ステップ⑤音読しよう
正しい発音を辞書で調べながら、音読しましょう。
自分が正しい音で発音できるようになれば、それを聴きとる力も身に付きます。
ただし発音を間違ってしまっていると、逆効果になってしまう可能性もあるので気をつけてくださいね。
使い方ステップ⑥最後にもう一度聴こう
最後に音声だけをもう一度聴きましょう。
英文を聴いてすんなり理解できる感覚が分かると思います。
しっかりと音を聴きとれて、ストーリーも捉えられていればOK。
次の問題へと進みましょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
キムタツリスニングシリーズの使い方&勉強法まとめ
本番を想定しながら「スピーカーから」「雑音付きで」音声を流し、問題に取り組めば、本番に強いリスニング力を鍛えられます。
そしてここまでお伝えした復習法で、リスニングの力を上げていきましょう。
3冊全てを、この勉強法で取り組めば、相当なリスニング力が身に付きますよ。
解いただけではリスニングの能力は上がりませんので、復習をとにかく大切にしてくださいね。
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら