

慶應義塾大学商学部の日本史で合格点を取る対策&勉強法
目次
慶應義塾大学商学部の日本史の概要
慶應義塾大学商学部の日本史は、他学部と比べてもかなり易しいです。
正しい対策法&勉強法を早いうちからマスターして、配点の高い他科目を集中的に勉強しましょう。
慶應義塾大学商学部の日本史の出題傾向
慶大商学部の日本史は、例年3題の大問に分かれています。
古い時代順に大問が並んでおり、特に中世以降からよく出題されます。
試験時間は60分間です。
特徴的なのは、与えられた語群から空欄に入る用語を選ぶ空欄補充問題でしょう。
問題中の多くがこの形式を占めています。
決して難易度が高いものばかりではありませんが、時間との勝負になります。
また、書き取り問題も毎年出題されています。
選択問題だけでなく、漢字で正しく書き取る練習も必要になります。
そして商学部の日本史の一番の悩みどころは論述問題でしょう。
30字程度の論述問題がよく出題されるのですが、書かされるのは基本的な事項です。
商学部の日本史は空欄補充問題、書き取り問題、論述問題を中心に構成されているので、それを念頭に対策をしていきましょう。
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慶應義塾大学商学部の日本史テーマ史の対策と勉強法
問題のリード文は、なにかひとつのテーマに沿って構成されていることが多いです。
商学部だけあって、経済、産業分野から出題されることが多いです。
テーマ史の勉強をはじめる際には経済関連のところから取り組むと良いでしょう。
さて、テーマ史の勉強方法ですが、専用のノートと教科書を用意しましょう。
また、テーマ史用の参考書、問題集(学校や予備校で配布されたテーマ史のプリント等があればそれでも良いです)を用意しておくと、とても勉強がスムーズに進みます。
(どんな問題集が良いのかわからない!という人には『流れがわかる日本史Bテーマ史ノート』(山川出版)か『実力をつける日本史100題』(Z会)をおすすめします。)
まず勉強するテーマに関する記述を教科書を見てマークしていきます。
次にそれを参考にしてノートにまとめていきます。
文章ではなく、図にすると視覚的にも覚えやすくなります。
テーマの大まかな骨格を図にして表してみましょう。
戦後経済史であれば 特需景気→神武景気→国民所得倍増計画…といった風になります。
大きな流れを確認できたら、歴史的な背景や、その出来事が起きた理由、重要人物などの細かい部分を書き込んでいきます。
テーマ史の教材を持っている人はそれを参考にしてどんどん書き入れていきましょう。
記憶に残りやすくなるように、色や絵をたくさん入れるのも良いです。
完成したら勉強の合間や移動時間などで構わないのでそれを毎日眺めましょう。
それを繰り返していけばかなり記憶に定着します。
アウトプットも重要なので、問題集や過去問で知識を確認することも忘れないでください。
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慶應義塾大学商学部の日本史の論述問題の対策&勉強法
日本史論述のレベル
先述のとおり、商学部の日本史には30字程度の論述問題が出題されることが多いです。
字数も少なく、難問ではないものの対策が必要です。
とはいえ、国公立大学のような論述対策は必要ありません。
基本的に問われるのは教科書レベルです。
しかし、早慶受験生は教科書よりも一問一答式の細かい知識を詰め込む勉強をしていることが多く、意外にも教科書レベルの部分で差がつきます。
試験問題も教科書を基に作成されていますから、教科書を中心に勉強することがとても重要になってきます。
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日本史の論述問題の具体的な対策&勉強法
では、具体的な勉強法を紹介していきます。
短文の論述問題では、ポイントを漏らさず、かつ蛇足のない解答を作成することが重要です。
そこで、まずなにか一つのワードを教科書の索引からピックアップし、それに関する説明を口頭でしてみましょう。
できるだけ簡潔にまとめることが大切です。
次にそのワードが載っているページを確認します。
抜けてしまったポイントや、ここはいらなかったな、という点を自分で添削しましょう。
これを繰り返しすることで、問題が聞いていることに対して抜け漏れのない解答をつくる訓練になります。
慣れてきたら過去問に入って構いません。
最初は難しく感じるかもしれませんが、教科書を見ながらで良いのでやってみましょう。
教科書の言い回しは汎用性が高いのでそのまま覚えて使っても即戦力になります。
過去問はしっかりノート等に書いて取り組んでください。
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慶應義塾大学商学部の日本史の傾向と対策&勉強法まとめ
紹介してきたように、商学部の日本史はテーマ史と論述の対策がメインになります。
傾向は掴みやすいので、本番でどのくらいの点をとれば良いのかを考え、逆算して計画的に勉強を進めていきましょう。


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