目次
合格体験記の執筆者の自己紹介
・高校最初の2年間は帰宅後夜1時ごろまで勉強をし、6時10分に家を出る生活(平日)をしていましたが、高校3年生で寝る時間を深夜3~4時ごろにまで遅くして勉強しました。
・現役時の受験は全敗で専門学校への進学も考えましたが、1年浪人することにしました。
・一年間浪人して、現役時E判定だった名古屋市立大学経済学部に合格することができました。
・名古屋市立大学の入試は典型的な問題を応用したものや、しっかりとした力を問う問題などが多いので、基礎問題から応用問題まで満遍なく解いておく必要があると感じました。
名古屋市立大学合格へのスケジュール
現役時代は「やれるだけやる。」といってスケジュールは立てずに失敗しました。
かといって浪人時代も細かく設定することはありませんでしたが、受験時に100%の力が発揮できることを想定して逆算して、「基礎(応用)は何月までに始める(終わらせる)。」だったり「試験の前までにあの参考書何周する。」くらいの大まかなことは決めていました。
そうしたことで今の自分の勉強のペースは遅れているという自分の状況がとてもわかりやすくなり、モチベーションが保てました。
受験直前ではスケジュールで決めたことがきちんとおわらせていたので1週間くらいは触れられないだろうなと思っていた他のことができました。
一週間は、現役時代は毎日、浪人時代は平日のみを勉強に充てていました。
毎日朝から夜まで勉強するのも人によってはいいと思いますが、自分は途中でキャパオーバーになってしまったので平日のみを勉強に充てるようにしました。
そこで集中力をあげて「やることをやったら」勉強はやめてしまえばよいと思います。
それが自分の中でうまくモチベーションを生み出してくれました。個人差はあると思いますがそれもありでしょう。
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受験科目と各教科のポイントについて
国語の勉強方法
国語は一番の苦手教科で、学校の先生からも見切られていました。
現役時代のセンター試験の点数が4割に満たず自分もあきらめかけていましたが浪人時は8割弱までもっていくことができました。
なので国語ができるのは才能ではなく案外努力もあるんだと思います。
・対比と具体を意識;
現代文はやみくもに読むのではなく、文の中に含まれる対比と具体に着目(対比については市販の参考書で対比を扱っているものを読んでもらうといいと思います)することで読みながら頭の中にできる基準が文章を読みやすくしてくれました。
・古文漢文は基礎知識を完璧にすることを意識し、問題を多く解いて深化させよう;
古文単語・助動詞や漢文句形は覚えていないとどうしようもならず、とりあえず前期までに完璧に覚えきりたかったので、自分は東進の「FORMULA600」と「漢文一問一答」などで基礎力を付けました。
そしてそれだけではどうしても読んでいるときに苦しい場面が出てくるのでアウトプットがてらにできるだけ多くの文章を読んで「世界観」をつかむことをしました。
そうして文章でわからない場面が出てきても雰囲気でつなげることのできる場合が出てきたのでよかったです。
・過去問は2種類持ちたい(過去問を解くことは前提);
自分は駿台と河合の2種類の過去問をもって答えを見比べました。
そうすると自分の納得のいく選択肢の切り方がどちらかにあるのでそうやって点数を伸ばしていくのもありだと思います。
(駿台なんかは漢文の文法で間違いにしている解説もあったりする)
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数学の対策法
・基礎問題を1冊仕上げる:
数学は得意だと思っていましたがテストをするといい点を取ることができませんでした。
結局苦手の穴が埋まり切っていないことが原因でした。(互除法、n進法など)
なのでまずそこで参考書を隅々までやるという作業の中で、苦手をつぶしていくことが大切だと思います。
あと選択問題というものがいろいろな入試であると思いますが、選択問題のすべての選択肢の単元を完璧にして本番当日どの選択肢も選ぶことができるという状態にするべきだと私は考えています。
・応用問題集に挑戦:
基礎問題の演習が一折終わって完璧になったら応用問題集に挑戦しました。
数学の応用問題はなかなか売っている数も少ないので選びにくいですが、自分がやっていた河合出版の「プラチカ(文系/理系)」はいろいろな問題が満遍なく入っていて問題のレベルも高いのでいい演習になると思います。
・スピード系の試験対策は基礎が固まってから:
スピードを必要とする試験の対策をするのであれば、基礎を固めてから取り組んでください。
自分は焦って現役時代テクニックばかり身に着けましたが、結局対応しきれませんでした。
なのでしっかり力をつけたうえで挑戦するのがいいと思います。
(周りの点数が一時的に高くなるのはそういうテクニックによる場合もあると思うので焦らなくていいと思います。)
特に名古屋市立大学の数学は単純な問題に膨大な計算を求めてくることもあるので、計算力も兼ねた演習が必要です。
自分たちの世代では「駿台の数学マーク問題集」が練習になりました。
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英語の対策法
・単語・熟語;
単語に関しては「ターゲット1900」を1500単語近く勉強し、熟語は「ネクステージ」や「ヴィンテージ」などに載っている熟語をゆっくり覚えていき、そのあと読解していて知らなかった単語熟語はチェックしてその都度覚えていくという作業をしていました。
とても面倒くさい作業ですが、やってみると模試などでもわからない単語がほぼなくなります。
英語に関して苦手意識のある人は「河合塾のマーク模試」、得意という意識がある人は「駿台のマーク模試」の答えにある重要語集を問題解いた後にチェックするのがいいと思います。
・文法・イディオム;
文法は「ネクステージ」などは内容的にはいいと思いますし、文法のはじめの一歩やイディオムなどを学ぶのには適しているとは思いますが、どうしてもアウトプットの部分で劣ると思います。
(そもそもアウトプットをそんなに目的としていないからしょうがない)
自分は他の生徒と差を図るということも必要だったので「頻出英文法・語法問題1000」を何周かしました。
この参考書は問題と答えが別になっているので、インプットとアウトプット両方可能です。
それに市販の文法参考書の中でトップクラスの難易度の問題も含まれていますので、しっかりやり切った自分は文法で落とす問題をかなり減らすことができました。
・英文解釈;
普通に学校で勉強しているだけでは英文解釈という授業がないので、しっかりとした文章を読む確固とした力をつけるために触れておいたほうが良いと思います。
塾のテキストを使っていたのでどの参考書がいいとは言えませんが、とにかく訳し方、コンマの使い方などがわかると読めない文章がかなり少なくなったのでやりたいところです。
・英語長文;
読むのは河合出版の「やっておきたいシリーズ」と駿台の「マーク模試」をやっていました。
この二つはかなり難しいボリュームのある文章があるので、ちゃんとわからないところを復習すれば損はないと思います。
自分も受験した学校の問題でそれらより難しい問題はあまり見なかったので、ちゃんとわからない単語熟語はチェックしてわかるまでやるべきだと思いました。
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メンタル面でのアドバイス
メンタルに関してのアドバイスは2つあります。
・夜更かしはしないこと;
現役の受験時に朝の4時まで勉強をし、そこから就寝して6時10分に家を出る生活を繰り返していました。
すると授業はまともに受けられず、ニキビは信じられないくらい顔にでき、情緒不安定になり急にネガティブな感情で普通の生活の時間帯で泣き出し、しまいにはセンター試験中に寝てしまうこともありました。
なのである程度の睡眠は必要です。これは絶対的に守っておいたほうがいいことだと思います。
・オフはしっかりとる;
ずっと勉強しても自分にとってはいいことは何一つありませんでした。
効率が落ちたり、ネガティブな気分のままになったりします。
なので嫌になったらすぐに勉強を手放すことが大切だと思います。
休日などどこか行ったりする時でも、勉強の道具は何一つ持たないで行ったりしました。
そうすることで息抜きにもなるし、またやらなきゃという気持ちがわいてきました。
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名古屋市立大学合格へ最も大切なこと
自分の中でもっとも大切にしていたことの一つは「前の自分の点数に勝つ。」ということです。
志望校に固執すると意外ときついことがあったりしますが、今自分の置かれている状況の中でベストを尽くすということを目標にすればおのずといい結果が出しやすくなると思います。
相手と比べるのではなく、あくまで自分と比べるのです。
もう一つは基礎の部分を完璧にさせて、余裕を持ったうえで応用の問題の穴をできる限り埋め「正解することを期待していない難易度の問題で正解してしまった。」というレベルに持っていくことです。
そういう状態が受験してきて思う「究極の形」です。
なのでたくさん問題を解いて穴をこれでも埋め、そういう状態に持っていけるようにしたいところです。
名古屋市立大学に合格した瞬間の気持ち
合格した瞬間は家にいましたが、無言でその場にひざまずきました。
2年間の長かったという気持ちしか頭になく、うれしいのはわかっているけど、あまり喜びを外に放出するといった余裕はなかったです。
大学の先輩は優しそうですごくいい印象を持っています。
それに同じクラスの先輩がいろいろと教えてくれるシステムなのでそれもありがたいです。
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名古屋市立大学の合格体験記まとめ
受験勉強はつらく、逃げ出したくなることはたくさんありますが、とりあえず全国にはいろいろな大学があり自分の行ける大学は絶対あります。
ちゃんと出願さえすれば大学には行けるものだと考えて、あとは自分の頑張りでどこの大学に行くかだけなので、自分のできることを悔いが残らないように頑張るのがいいと思います。
それで本番自分の100%の実力を出しきって、受験を抜け出したらものすごくメンタルが強くなります。
きっとこれからの人生でもこれ以上の苦痛はないですし、これからの人生でつらいことがあった時の自信にもなります。
なので今自分のできることを、そして悔いが残らないように頑張りましょう!
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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