
京都大学の合格体験記!京大に合格するには?センター&二次試験対策!現役から浪人へ

※この内容は京都大学に合格された方に執筆して頂いただきました。
あと少しで京大に届かず~現役時代~
現役のとき私の場合は、他の人よりもスタートが大きく遅れていました。
というのは、高校2年の夏から1年間米国留学していたからです。
3年の夏に帰国したときには、日本とアメリカでは教育のカリキュラムが異なりますので知識は2年の夏までに得たもので止まっていました。
厳密に言うなら、状況はもっとひどいものでした。
実は2年までに習ったことの大半を(社会などの知識系はとりわけ)忘れてしまってました。
こうして私の受験勉強は1年プラスα分のビハインドから始まりました。
しかし他方で英語圏に留学してきたこともあって英語だけは、特にセンターのように単純な文章をなるだけ早く読むことを競う問題は、つぶしがききました。
ですので総合人間学部理系を志望していた私は、センターの社会(日本史)と二次試験の数学、理科を中心に対策することにしました。
学力はすぐには伸びず、年が変わる前に受けた模試では、すべてE判定でした。
センター試験以後は二次の英語や数学に、先生に添削してもらいながら取り組みました。
しかしもともと時間がなかったせいもあって、数学は基礎を固めることなく応用(二次)をするという形になってしまっていました。
まばらな知識では安定して点を取れることもなく、本番では簡単だった大問1を取りこぼしてしまいます。
これが大きな敗因でした。
合格最低点まであと10数点足らず、悔しい想いをしました。
センター試験:777/900点(日本史89点)
二次試験:416.5/800点
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夢の京大合格!~浪人時代~
浪人時代前半――山梨の田舎で
一年間浪人生活をするに当たって、どこで勉強するかを考える必要がありました。
親は予備校に通いたいなら経済的支援はする、と言ってくれていました。
しかし高校時代に授業を無視して自分で勉強を進めていた私は、「ケッ、予備校なんて」と思っていました。
そこで人里離れたところで誘惑を退けて独学しようと試みました。
山梨の祖父母の家にお邪魔して机を一つもらって京大受験リベンジを開始しました。
けれども高校の時に独学での対策をグイグイ進めれたのは「時間がない!」という切羽詰まった状況だったからでした。
またそのときは、いわばまっさらの学力からのスタートでしたので、逆に好きなところから塗りつぶしてよいという状況でもありました。
しかし浪人するとなれば、一発屋であってはいけません。
安定して点を稼ぐ力が必要であり、基礎をまんべんなく押さえていなければなりません。
そうした勉強方法に徐々に退屈していきます。
18歳にとって一年間とは途方もなく長いものであり、自分が今していることを全体の中に自力で位置付けるというのは困難です。
こうして1、2か月たった頃にはとうにやる気を喪失していました。
そんなある日、見るに見かねた祖母が「予備校に通った方が良いのでは」と助言してくれました。
私は素直にそれを聞き入れて、(独学で合格すると豪語していた自分を少々恥じつつ)その日の夜に荷物をまとめ翌朝実家の大阪へと発ちました。
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浪人時代後半――大阪駿台予備校で
予備校は実家から自転車で通える位置にあった駿台に決めました。
年度の途中からの入校ということもあり、私は下位のクラスに配属されました。
ですので受講した授業の中には明らかに自分のレベルと目標にそぐわないものも多少ありました。
そのため予備校の授業は、有益で必要だと判断したものだけに的を絞りました。
浪人生活にとって重要だと思うことを挙げていきます。
まず一つ目は、生活を安定させること。
人によっては短い時間・期間にエネルギーを注いで一気に仕事を終わらせる人がいますが、受験の場合は、とくに浪人する際にはこれは失敗しやすいでしょう。
一年間という長い時間が与えられているので、計画通りに勉強を進める必要があります。
一発屋のノリで勉強してると計画を立てることができません。
ですから月並みな表現ですが毎日コツコツするのが重要です。
私は個人的には、生活を安定させるためにいくらか時間を割くのもアリだと思います。
たとえば私は片道1時間強かけて自転車で予備校に通っていました。
一日計2時間のロス、さらに肉体的疲労。
これだけ聞くと「害あって一利なし」ですが、勉強から離れて運動するという生き抜きが毎日の中にあったのは重要でした。
(ちなみに予備校にはほぼ例外なく毎日通いました。授業のないときも。これも生活安定という側面からは重要なことと思います。)
もう一つ、受験にとって大事なのは模試でしょう。
これは他の合格体験記でも強調されていますが、模試の復習はとても効果的です。
参考書は分厚いのに対して、模試は薄っぺらい、だから模試の復習でカバーできる範囲は参考書で可能なそれに比較すると無いに等しい。
現役の時、私はそう思ってました。
だから模試の復習する時間があれば参考書を進めるべきだ、とさえ考えていました。
しかし(参考書が問題を手広くカバーしているのに対して)模試は出るトコをピン・ポイントで突いています。
つまり復習した問題は高確率で今後、再出題されることになります。
模試で間違えた問題を、期間をあけて何度も解き直すのはとても効果的です。
浪人時は簡単な問題を取りこぼすことなく確実に点をとることができました。
受験ですので、もちろん運もあります。
たまたま合格したという側面もあるでしょう。
他方で、生活を安定させて自己管理したり、基礎を固めたりすることで、その「たまたま合格」の確率を高くすることは可能だと思います。
そのような意識で受験に臨むことが私は重要だと考えています。
センター試験:809/900点(日本史:89点)
二次試験:450/800点
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