電気通信大学の数学の対策&勉強法!傾向と難易度は?【電通Ⅰ類Ⅱ類Ⅲ類の数学】


電気通信大学の数学の傾向

 

電気通信大学の数学の問題構成は、前期日程では大問4問に対して120分後期日程では大問5問に対して150分の試験時間となっています。

前期日程の問題構成は、微積分を扱った問題が2問残り2問は数列、ベクトルを扱った問題となる傾向が強く、学部から学域へ再編された2016年度以降は特にその傾向が強いです。

微積分の問題に関しては、基本的な関数の微分問題から面積、体積、弧長の求積問題グラフを用いた方程式の解の判別問題など、微積分を応用して解く典型問題が誘導形式で出題されることが多いです。

数列、ベクトルに関しては難問奇問の出題はほとんどありませんが、計算量の多い微積分で時間をとられてしまうと完答は難しくなるでしょう。

問題の難易度、試験時間ともに標準的な設定であり、時間に余裕を持って正確に解き進めることができれば合格可能性は高くなります。

後期日程の問題構成は、前期日程と同様に微積分が中心ですが、前期と異なり5問目に小問集合が入り、微積分以外の問題では数列、ベクトルに限らず確率や複素数平面といった前期日程よりも広い分野からの出題がされることもあります。

問題の内容では前期日程よりもやや深い考え方を要求するものもあり、加えて受験者のレベルも前期日程より高くなることが想定されるため、合格点に達するには各大問で後半の設問まで解答しきる程度の実力が要求されるでしょう。

試験時間は前期日程より長くなりますが、各大問で後半まで解答していくとなると時間的余裕はあまりありません。

以上を踏まえると合格難度は前期日程よりもやや高いと言えるでしょう。

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配点に関する注意

 

電気通信大学の前期日程の入試形式にはA方式(数学重点)とB方式(理科重点)の2形式の入試方式があります。

A方式では数学の配点が200点満点理科の配点が150点満点B方式では数学の配点が150点満点理科の配点が200点満点で換算されます。

後期日程では前期日程のような2形式はなく、数学300点理科200点となります。入試形式と配点を踏まえながら、入試前の数学への勉強時間の割り当てを考えておくと良いでしょう。

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電気通信大学の数学の学習の指針

 

微積分を確実に

 

前期日程、後期日程ともに微積分からの出題が大半を占めています。

年度によっては微積分をテーマにした大問以外でも簡単な微積分の問題が融合する形式のものもあります。

よって、まずは微積分で確実に点数が取れるよう学習を進めていきましょう。

簡単な計算問題から、よく出題される典型問題まで、流れをしっかりと理解して身につけてください。

 

問題に慣れる

 

過去に出題された問題の多くが誘導に沿って解答していく形式になっているので、誘導の形式に慣れておきましょう。

特にベクトルや数列では出題形式にクセがあるので過去数年分を解いて解答の雰囲気を掴んでおくと解きやすくなるでしょう。

 

基本事項を落とさない

 

微積分の問題をはじめ、全体的に計算量が多い問題ばかりです。

これらの計算に時間をとられてしまうと時間内に解答できる問題が少なくなってしまいます。

また、途中の簡単な計算であってもミスをしてしまうと以降の解答をすべて間違ってしまうこともあるので、微積分や数列の加算記号の演算、ベクトルの操作などは素早く確実に行えるよう練習しておきましょう。

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電気通信大学の数学の対策&勉強法

 

対策&勉強法①微積分の典型問題を完答レベルまで磨き上げる

 

前述の通り、微積分の出来不出来が合否に直結します。

まずは微積分の典型問題を十分に練習し、過去問の微積分の問題を速く正確に完答できるレベルまで磨き上げましょう。

微積分に苦手意識がある場合はまず教科書やその傍用問題集などでよいので、微積分の演算を単体で取り上げた問題を速く正確に解く練習を日常的に繰り返し、確実に身に着けてください。

 

その後は微積分に関する標準的な難易度の典型問題に取り組み、解答の流れをしっかり理解しましょう。

取り組む問題は他大学の微積分を扱った過去問や教科書の章末問題、あるいは微積分のみを扱った参考書などを通じて行うのが良いですね。

過去問は入試直前まで解かないのではなく、一通り典型問題の流れを掴んだタイミングで積極的に解いてください。

解いた後はどの部分ができていなかったのか見直し、同じ間違いをしないよう復習で確実に身に着けていくことが大切です。

この繰り返しをしていくうちに微積分の大問を完答するレベルの実力はついてくるので、その後は短い時間内で解答する練習を積み重ねていくことが重要になってきます。

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対策&勉強法②微積分以外の問題は過去問を解いて誘導の雰囲気に慣れる

 

微積分以外の問題は過去問を解いて誘導の雰囲気に慣れておくことが大切です。

そのためには過去問を解くことのできるレベルの実力が必要なので、数列やベクトルなど頻出分野で苦手意識がある場合は、まず教科書傍用問題集などで簡単な問題を確実に解けるように練習していきましょう。

基本的な問題に慣れてきたら標準レベルの入試問題集で演習を重ね、それと並行して過去問にも触れてください。

復習の方法は微積分のときと同様で、同じ間違いはしないよう復習で確実に身につけるという点が重要です。

全体的に問題の難易度はそこまで高くないので、多くの参考書や問題集に手を出すよりは標準レベルでいいので少数の参考書・問題集を完璧に理解して、参考書や過去問を繰り返し復習するという勉強法で十分です。

あとは日常的に頻出分野の簡単な計算問題などに取り組み、解答の途中計算を素早く正確に済ませるよう練習を怠らないようにすることが大切です。

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電気通信大学の数学の本番の入試対策

 

前期・後期日程ともに大問1問あたりに30分は割り当てられますが、計算で時間を取られすぎなければ見直しの時間を確保できるはずです。

入試対策で重点を置く微積分の問題を先に解いてしまうのがおすすめですが、途中行き詰まった場合は他の大問に移って解けるところまで解くなど、過去問を通しで数回やってみて、自分の中で時間配分や解き方の順番、ルールなどを予め設定できると良いでしょう。


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