高校地理では、資料集は教科書以上に重要な学習ツールになります。
というのも中学校の地理であれば、教科書に掲載されている単語を暗記したり、問題集を用いて繰り返し演習したりすることで、十分に点数を取ることができました。
しかし高校地理になれば、単純な暗記だけではなく、様々な資料からどういった背景が読み取れるのか等、より深い地理的思考力が試されます(これが地理の一番面白いところで、一番難しいところでもあります…)
例えば大学受験で地理を選択するのであれば、大学入学共通テストでは統計データや資料の読み取りでほぼ問題が構成されていますし、国公立大学の2次試験や難関私立大学おいては様々な資料の読み取りや記述等、問題を多面的・多角的に考察する力が求められます。
その地理的な思考力を鍛えるために、資料集はとても効果的なんです。
授業中であれば多く開いた資料集も、自習になると開く機会が減るかもしれません。
資料集を使いこなせれば、暗記だけではなく地理的事象を様々な角度から考察する力が最短距離で身に付きます!
高校地理の資料集とは?
「そもそも資料集とは何ですか?」と質問された時に、即答できる受験生はどれほどいるでしょうか。
「どうしてそんな質問をするのか?」と思った方もいるかもしれません。
答えは「ジャンルごとに重要なポイントをまとめたもの」です(意外と普通の回答だと思ったかもしれません…!)。
この質問の意図は「資料集は重要なポイントがまとまっている、とても大切なツールである」ことを分かってほしいからです。
資料集には文字だけでなく写真や統計、図表等が掲載されているため、情報を目で見て覚えることが出来ます。
単純に文字だけで覚えるのは大変ですよね…。
地理の問題では必ず写真や統計、図表を用いた問題が出題されます。
資料集を使って勉強を進めていけば、自然に地理的な思考力も鍛えられます。
何度もお伝えしていますが、大学受験の地理ではとにかく資料集が重要だということ、覚えておいてください。
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高校地理の資料集の使い方&勉強法
具体的に資料集をどのように使えば成績が伸びるか、お伝えしていきます。
まず1つ頭に入れて頂きたいのは、大学受験の地理では、暗記力よりも与えられた資料を基に物事を考える力が試されるということです。
ですから資料集を勉強する時もただ眺めるだけではなく、「なぜこうなっているのか」や「どういった関連性があるのか」など、様々な角度から資料を見て、自分なりに考える癖をつけましょう。
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①資料集のみの学習は非効率
ここまで資料集の重要性をお伝えしてきましたが、資料集のみの学習はおすすめできません。
というのも資料集には重要なポイントのみを端的に記載したものになるので、細かい部分までをカバー出来ないという弱点があるからです。
教科書や参考書などと並行で、勉強を進めていきましょう。
教科書やノート等を中心に学習し、さらに補足資料として資料集を使用するイメージです。
②「なぜこうなっているのか」を常に考える
ここまでお伝えした通り、「単純暗記」では大学受験の地理は攻略できません。
志望大学のレベルが上がれば上がるほど、記述問題や深い理解を問う問題が多くなってきます。
思考力を鍛える上で、資料集ほど大きな役割を果たすものはありません!
資料集には、統計データや資料、図表がなぜそのようになっているのか、そしてその理由が記載されていることが多いのです。
この視点がとても大切なので、ご自身で「なぜそのようになっているのか」を考えながら、学習を進めていきましょう。
地理では他の教科以上に、深く分析することが大切です。
③問題集を利用して知識を定着させる
知識を深める為には、演習を重ねることが重要です。
演習を進める中で重要だったポイントは、資料集の中にチェックをつけておきましょう。
チェックがついたポイントを定期的に復習したり、模試や試験の前に見直したりすると良いですね。
多くの資料集にはページ下部に、その単元に応じた重要な問題が掲載されています。
受験では資料を使った問題は頻出なので、演習しておきましょう。
高校地理の資料集の使い方と勉強法のまとめ
資料集を使わずに学習する方もいるかもしれませんが、知識を定着させる上では教科書以上に重要な学習ツールです。
特に統計データや資料、図表は大学受験でも必ず出題されますので、こういった問題への耐性をつける為にも、必ず目を通し、なぜそのようになっているのかを常に考えて、学習するようにしましょう。
教科書等と併せて学習することで、理解のスピードも飛躍的に上がりますし、写真や図表等が多く掲載されている為、得点に直結します。
文字の情報と写真や図表等がリンクさせ、知識を定着させることが大切です!
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