獨協大学の合格体験記!合格するには?外国語学部&国際教養学部に合格!受かりたい、合格したい受験生へ


合格体験記の執筆者の自己紹介

 

千葉生まれ千葉育ち。

語学堪能なキャビンアテンダントに憧れ、中学入学時から英語学習に尽力。

大の勉強嫌いが毎日机に向かい、獨協大学に合格するまでの体験記。

 

外国語学部英語学科と国際教養学部言語文化学科を受験し、どちらも合格。

英語学科に進学しました。

胸を張って「120%頑張った」と言える受験生活は、今でも私の自慢です。

 

受験勉強を始めるきっかけ

 

私はもともと勉強が好きでも得意でもありませんでした。

私にとって高校は友達とおしゃべりする場所であり、勉強は二の次。

いずれやってくる大学受験から目をそらしていたのです。

 

しかし2年生の春、事態は一変します。

学年主任が新たに「難関校合格プロジェクト」を立ち上げたのです。

なぜか学年主任に気に入られていた私はこのプロジェクトに半ば強制的に加入することに。

 

こうして突然受験勉強がスタートしました。

 

プロジェクトの活動内容は、

・毎朝1時間早く登校し自習する

→用意された問題プリントを解く、または自習

・毎日の勉強時間を記録し提出する

 

というシンプルなものでしたが、「何から手をつければ良いかわからない」という私にとって、このプロジェクトはうってつけだったのです。

これをきっかけに受験勉強にのめり込んでいきます。

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獨協大学合格への勉強のプロセス

 

勉強期間を大まかに分類し、

 

自分のレベル・得手不得手を知る

基礎固め・苦手つぶし

演習・得意分野の強化・

 

このプロセスを踏みます。

 

 

自分のレベル・得手不得手を知る

たくさん問題を解き、自分の学力を分析。

私は模擬試験を積極的に受験しました。

この段階では、試験結果や正答率に一喜一憂厳禁です。

あくまでも「何が出来て、何が出来ないか」を具体的に知ることが大切。

 

基礎固め・苦手つぶし

インプット作業

教科書や単語帳を用いて必要最低限の基礎知識を全て網羅します。

また、①で判明した自分の苦手分野に時間を割きましょう。

時間も労力もかかり、この期間が一番辛かったです。

 

演習・得意分野の強化

アウトプット作業

要は、②で蓄えた知識を使う練習です。

過去問題を中心に取り組むと、問題形式に慣れることが出来るので効率的。

答え合わせでは、正解だった問題も不正解だった問題も必ず解説を熟読してください。

そうすることで得意分野の復習ができ、既存知識に磨きがかかります。

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獨協大学合格へのスケジュール

 

1日のスケジュールはこうです。

 

<平日>

4:30 起床

5:30 出発

移動中勉強

7:00 学校につき勉強

8:00 学校の授業

19:00 移動中勉強

20:30 帰宅

22:30 勉強

0:30 就寝

合計勉強時間

(学校の授業除く)

6時間

 

<休日>

8:00 起床

9:30 勉強

12:00 休憩

13:30 勉強

18:00 休憩

20:00 勉強

23:30 就寝

合計勉強時間

10.5時間

 

受験した入試方式・科目

 

外国語学部英語学科

 

・一般A方式(2科目型、英英) *合否

:学部共通の英語+選択 {国語、英語(Reading & Writing)}

英語+英語で受験しました。

 

・センター利用前期(2科目型、英国) *合否

:英語+選択 {国語(近代以降)、地歴公民、数学、理科}

英語+国語で受験しました。

 

国際教養学部言語文化学科

 

・センター利用前期(3科目型、英国国) *合否

:英語+国語(近代以降)+選択 {国語(古文漢文)、地歴公民、数学、理科}

英語+国語+国語で受験しました。

 

注…センター利用入試は、大学入試センター試験の結果を用いて合否を決定する入試方式。

センター試験は2020年まで行われていた。

日本全国の受験生が一斉に同じ問題を解き、マークシート方式で回答。

その問題は教科書レベルで、主に基本的知識が問われる

2021年からは「大学入学共通テスト」が後継となる。

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獨協大学の各科目の傾向と対策

 

<英語>

 

ポイント1:基礎を完璧にする

 

これを軸にして勉強を進めます。

獨協大学の問題難易度は低いです。

難問奇問はほとんどありません。

ですから、十分な基礎力があれば難なく解答出来ます。

初めて獨協の過去問題を解いた時、あまりにもサクサクと解答出来て驚きました。

まるで自分の英語力が突然跳ね上がったような…嬉しい錯覚。

 

が、しかし…

よくよく考えてゾッとします。

難関私大志願者が併願校として獨協を受験するケースがかなり多いのです。

それはつまり、高い正答率でないと合格できないということ。

問題が簡単だからと侮ることなかれ。

 

大学入試における英語基礎力とは、「語彙力」文法知識」の2つ。

私は様々な参考書があるとどれも中途半端になってしまうタイプなので、それぞれ1冊ずつメインの参考書を決めました。

 

◇語彙力…『英単語ターゲット 1900』/旺文社

 

入試によく出る順番で単語が並んでおり、簡潔な例文も載っているので使いやすいです。

受験勉強中は常に持ち歩きました。

 

一通り目を通した後、赤シートで確認作業をします。

その時に役立ったのが、百円ショップのプラスチック付箋です。

ニガテな単語には付箋をつけることで、より重点的に勉強をしていきました。

1900語を何周も繰り返し、付箋のある単語を覚えたら付箋を移動して側面から見えないようにしました。

 

◇文法知識…『UPGRADE 英文法・語法問題 完全演習 標準編』/数研出版

 

演習形式で文法を学ぶことができます。

掲載されているのは全て大学入試の過去問題で、獨協大学の問題も含まれています。

ターゲット1900と同様に、理解度ごとに付箋を貼って管理しました。

 

この本はおそらく、解答を直接記入し別冊の解答解説を見て丸つけ、というのがオーソドックスな使い方と思われます。

しかし、大切なのは反復すること。

初めてのページに取り組むときは赤シートで隠れるペンで答えを記入します。

答え合わせも隠れるペンで行い、選択肢に形跡が残らないようにしましょう。

 

ポイント2:ライティングを武器にする

 

選択型の英語は ReadingとWritingで構成されています。

Readingの対策は前記の基礎力アップで十分です。

問題難易度もさほど高くありません。

 

他の受験生と差がつくポイントはライティング。

ライティングに必要不可欠なものは

 

・語彙

・自然な文法

・慣れ

 

この3つです。

語彙は基礎力だから良いとして、自然な文法と慣れ。

この2つはとにかく数をこなして習得するのみです。

 

私は予備校や塾には行ったことがありません。

ですからライティングに関する授業の経験が皆無でした。

自己採点ができるものでもなく、一人では対策しようがないです。

予備校なし・英語ネイティブの知り合いなし・知識なし…の三重苦でかなり焦りました。

なんとかしなければ、と。

 

そこで気がつきました。

「高校の先生に頼れば良いのでは?」と。

 

当時私の英語の担当だった先生に相談し、およそ週に2〜3回のペースで英作文を添削してもらいました。

まずは過去に獨協の入試で出題されたテーマで書き、ネタが尽きたら獨協より少し上のレベルの私大のテーマで練習します。

例) 青山学院大学、立教大学、上智大学

獨協を併願校にしている受験生に勝つためです。

 

余談ですが、英作文の思い出が1つ。

ある時先生に呼び止められ、「この英作文は答えを写したの?」と聞かれました。

いいえ、それは私が1から書いたもの。

それはそれは嬉しかったです。

これを機に自信がつき、ますます英語力が上がりました。

 

獨協大学の英語対策まとめ

・問題は易しいが、高い正答率が必要

・基礎に重きを置く→語彙、文法

・ライバルに差をつける→ライティングを武器に

>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら

 

<国語>

 

獨協の入試において国語はセンター試験のみ受験だったので、一般試験の傾向と対策はしていません。

併願校とセンター対策の勉強法を参考程度にまとめます。

 

◇現代文

・難解な文章に慣れる。

文章を流れで捉えると混乱するので、ある程度のまとまりを意識した。

接続詞や行間が頼りになる。

・知らないカタカナ語や熟語に出会ったら調べ、まとめた。

新聞を読むと新たな語彙を獲得できる。

 

◇古文

・独特の助詞や語尾が持つ意味合いを理解する。

古語の名詞(御簾、女御など)をたくさん覚えたが必要なかった。

名詞の意味は文末脚注で解説されていることがほとんどだったため。

・たくさんの文献に触れる。

かつて問題集に登場し必死に読み砕いたことのある話が、そっくりそのままセンター試験本番で出題された。

ニヤつきながら試験問題を解いたのは、後にも先にもこの時だけだ。

努力をすればラッキーだって降ってくる。

素敵な思い出である。

 

◇漢文

・レ点や返り点をマスターする。

初めは難しく感じたが、慣れてからはパズルを解く感覚で楽しい。

・文脈を掴む

漢字に目をチカチカさせていると何も分からないので流れを掴む。

どうしても意味がわからない時は、自分なりの解釈で読み進めてみる。

問題文・リード文にヒントが隠れていることも多いので熟読した。

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受験期間のメンタル管理

 

ポイント1:「自分えらい」マインド

 

他人と自分を比較したり、過去を振り返ったり…

私はこれでよく落ち込みます。

「あの人の方が勉強できそう」

「あの時こうしておけば」

 

冷静な時に気にならないことにもナーバスになるのが受験。

疲労や緊張や焦りが、気分を急降下させます。

 

が、ここで逆転の発想。

頑張っていないと、気分は落ちない。

負の感情に襲われるのは、努力の証拠。

こう気づいて楽になりました。

 

ナーバスになっても

「それだけ私は頑張っているんだ!」と捉えることで

すぐにポジティブに戻ります。

 

加えて、自分の努力を目に見える形で残すことです。

毎日の勉強時間の記録が義務付けられており、欠かさず計算していました。

日々増える累積時間を振り返ると自信になります。

試験本番の前夜には必ず記録を見返し、勇気につなげました。

単語帳や問題集に付箋を貼ることも目に見える努力の一つであり、結果的に自己肯定要素になりました。

こうして培った「自分えらい」の気持ちで半ば自己暗示のような状況になり、自信を持って試験に望んだのです。

 

ポイント2:罪悪感のない息抜き

 

息抜きは大切ですが、ショッピングやテレビなどの純粋な娯楽にはどうしても罪悪感を抱きます。

いくら「自分すごい」と自己暗示をかけていても、ひとたび罪悪感に苛まれると落ち込むものです。

なるべく罪悪感を感じない息抜きを探すことが本当に大切でした。

 

<罪悪感を感じにくい息抜きの特徴>

 

・受験へのモチベーションが高まる

・志望校に関係している

・息抜きしながら勉強できる

 

<実際にやったこと>

 

・獨協大学のオープンキャンパスや学園祭

:繰り返し行った。モチベーションは高まるし、入試の情報も得られる。

・空港に行く

:キャビンアテンダントを目指していたのでモチベーションアップにつながった。

展望デッキ(滑走路が見える屋上)に机とベンチがあり、空いている時はそこで勉強をしたこともある。

・卒業旅行の予約をする

:受験終了後の楽しみがあると頑張れる。

・音楽を聴きながら勉強する

:ノリノリで勉強すると楽しい

(ノート作りなどの単純作業時のみ。)

 

獨協大学に合格したときの気持ち

 

基礎力が試される試験だっただけに、純粋に自分の学力が認められたような

気がして嬉しかったです。

この年、私が選択した受験方式・科目は高倍率で、難易度も獨協大

内で一番高かったと後で知りました。

自信がつき、密かに鼻が高かったです。

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受験において最も大切なこと

 

自分の機嫌を自分で取る

これが2年間で編み出した必勝法です。

 

学力を上げる、うまく息抜きする、

こうした「自分自身の機嫌を取る、テンションを上げる行動」が

合格への近道になりました。

 

獨協生になって感じること

 

晴れて獨協生になり草加の地で過ごしてみて、受験生時代には気づかなかった獨協大学の長所をたくさん見つけました。

特に私のお気に入りポイントが3つあります。

 

①様々なジャンルの授業を受けられる

英語漬けになるかと思いきや、語学以外にも多種多様な授業を受けることができました。

獨協大学には、ツーリズム・観光学の教授がたくさんいます。

これだけツーリズムを学べる大学は日本でも珍しいそうです。

エアライン業界・ホテル業界を志す学生が多いので、ホスピタリティーに関する授業や講座もたくさんあります。

漠然と「かっこいいからなりたい」と憧れていたキャビンアテンダントという職業を、学術的に研究することができてとても興味深かったです。

 

②部活動・サークル活動に寛容

体育会系の部活動に所属していましたが、部活動関連施設の充実ぶりには驚きました。

中でも「学生センター」という施設には非常にお世話になりました。

右に写っているガラス張りの建物が

学生センターです。大きなホールや部室、 鏡張りのダンスホールまであります。

1階にはお昼になると開店する売店があ

り、唐揚げ弁当が300円です。

 

③小さいキャンパスに全てが詰まっている

決して広い敷地ではありません。

しかし施設が綺麗で充実しています。

かつては古びた教室棟もあったのですが改築工事を進めているようです。

本屋・コンビニ・学食・カフェテリア・売店・中庭・大きな体育館など様々な建物が軒を連ねています。お昼にはケバブやクレープを売るキッチンカーが来て大盛況です。

また、3階建ての図書館や国際交流センターなど学習に役立つ施設も沢山あるので課題や研究がスムーズに進みました。

景色も建物も綺麗、食べ物は美味しい、最高の学び舎です。

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獨協大学の合格体験記まとめ

 

学生の間で獨協大学の知名度は微妙なところですが、親世代・企業幹部世代への知名度が高く、大学名を言うだけでかなりウケが良いです。

獨協大学に合格できれば、就職活動などその後の人生を有利に進めることができます。

 

また獨協大学の創始者が「大学は学問を通じての人間形成の場である」という言葉を残しています。

私にとって、受験生活も立派な人間形成の場でした。

獨協大学を目指して本気で勉強した結果、かけがえのないものを沢山得ることができたのです。

この大学に決めて良かった!と胸を張って言えますし、がむしゃらに頑張った思い出は一生モノの財産です。


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