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イチから鍛える英語長文Basic/300/500/700の難易度と使い方
目次
イチから鍛える英語長文の特徴
イチから鍛える英語長文は、国公立の2次試験でよく見られるような、記述式の問題をメインに取り扱った英語長文の参考書です。
Basic,300,500,700と4つのレベルに分けられていて、自分のレベルに合わせて演習ができるようになっています。
この2つの特徴、まさにやっておきたい英語長文シリーズとそっくり。
CDがついていて、本文の解説もかなり詳しく、やっておきたい英語長文シリーズの進化版と言えるでしょう。
やっておきたい英語長文シリーズがお気に入りの受験生にとっては、間違いなくおススメのシリーズです。
イチから鍛える英語長文のレベル
Basic・・・大学受験入門レベル
300・・・センター試験レベル
500・・・MARCH・中堅国公立レベル
700・・・早慶上智・難関国公立レベル
それぞれのレベルの目安は、上記のようになっています。
記述問題が多いため、どのレベルも若干難しく感じるでしょう。
イチから鍛える英語長文の使い方&勉強法
使い方ステップ①時間を測って解こう
制限時間が設定されていますので、その時間内で解いていきましょう。
意外と制限時間を意識しないで長文を解いている受験生が多いですが、制限時間があるのとないのでは、全く問題の難易度が変わります。
例えばセンター試験、制限時間が10分伸びただけで、平均点は相当上がるでしょう。
ですので普段から制限時間を設定しておいて、素早く解く力をつけておいてください。
また記述式の問題が多いですが、必ず答えを紙に書きましょう。
記述の回答を書くのが面倒だからという理由で、答えを頭の中で作ってしまう受験生が多いんです。
しかしそれだと、答えを見たときに細かいキズが発見できず、回答力が上がっていきません。
大変な作業ではありますが、回答は必ず自分で紙に書いてくださいね。
使い方ステップ②要約しよう
問題を解き終えたら、100字ほどで要約してみましょう。
この作業を行うことで、「文章の要点をつかみながら読む」という長文を読むうえでとても大切な意識が自然と身についていきます。
また国公立の2次試験や、難関私大では要約問題が出題されることも珍しくありません。
イチから鍛える英語長文を勉強する受験生の中でも、誰よりも力をつけられるよう、要約までやっておきましょう。
要約する際のポイントは、「その文章を読んでいない人でも、要約を見れば内容が分かるように」意識することです。
使い方ステップ③答え合わせ
答え合わせをしてから、解答・解説を読みましょう。
1つ1つの問題の解説を読んでいくのはもちろん、自分が作った要約が文章の内容と一致しているかも確認してください。
使い方ステップ④全文をスラスラ読めるようにする
最後に全文をスラスラ読めるようにして、やっと1題がマスターできます。
まずはもう一度英文を読んでいって、「あれ、ここが読めない」という文や知識を、訳を見る前に推測しましょう。
大学のレベルが上がれば上がるほど、読めない部分が増えていきます。
もちろん入試本番でも読めない部分はたくさん出てきますので、それを推測する練習をしておきましょう。
そして推測したものと、正しい訳が一致しているかを確認してください。
ぴったり一致している必要はありません。
文章の流れに沿うように推測できていればOK。
推測した後は、日本語訳を参考に、正確に1文1文を訳せるようにしてください。
1つ1つの文が、なぜこの訳になるかというのを理解したうえで、全文をスラスラ読めるようにしましょう。
ここまでできれば完璧ですね。
次の長文へと進みましょう。
イチから鍛える英語長文のCDの使い方は?
あくまで個人的な意見ですが、イチから鍛える英語長文ではCDを使わなくて良いと考えています。
これはなぜかというと、イチから鍛える英語長文にはSVOCといった文構造の解説が無いから。
文構造を理解していない状態で音読をしても、左から右へだらだら読み流すだけの音読になってしまう可能性があります。
ですので私は、英語長文ハイパートレーニングや、英語長文ポラリスなど、文構造の解説が詳しい英語長文の参考書で、CDを使った音読をするべきだと考えています。
音読については「英語を体で覚える!音読の効果と、正しいやり方」をご覧ください。
イチから鍛える英語長文の使い方&勉強法まとめ
・イチから鍛える英語長文は、国公立志望者に最適な長文の参考書
・時間制限を意識して、問題を解いていこう
・100字要約を自分で作るようにして、読解力をつけよう
・訳を見る前に、自分で推測する力をつけよう
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